PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「鶏肉のシードル煮込み」 Posted on 2026/03/22 辻 仁成 作家 パリ

ノルマンディ地方、たいへん、長閑で、美しい季節になってまいりました。
☆
さて、今日の毎日が勝負飯ですが、シードル(リンゴを原料に作られたノルマンディ地方のお酒)で煮込んだ鶏肉の料理です。


はい、主な材料はこちら!!
骨付きチキン、
にんにく、
エシャロット、
シードル、
生クリーム、
バター、
塩胡椒、
あと、ジャガイモとブロッコリー!

鶏肉に切れ目をいれる。余計な皮とかは、適当に除去してね。

地元のシードル、ドライで、飲みやすい、リンゴ酒。アルコール分もうんとすくない。

鶏肉の皮面をしっかりカリカリになるまで焼く。よく焼けたら、一度、取り出す。そのココットに付着したうまみを使うので、ココットは洗わない。

鶏肉を焼いたココットにバターを加え、微塵切りにしたエシャロットとニンニクを炒めてシードルを加える。味が出る出る法隆寺。

生クリームも少し加えて取り出していた鶏肉を戻して煮込む。生唾出てきた。この辺でたまらなくなって、シードルを飲み始める、父ちゃん。

オーブン皿にジャガイモとブロッコリーを入れ、オリーブオイルと塩をふってオーブンで焼いておく。(早めにやっておいた方がいいですね)
30分ほど煮込んで鶏肉にしっかり火が入ったら鶏肉を取り出し、最後にソースを少しに詰めたら完成。
ということで、お皿に、ジャガイモなどをいれて、真ん中にチキンをそのまま、ぼんと、おいて、ココットの中のソースを上から、まわしがけして、最後に、胡椒をけっこう、かけたら、完成です!!!
もちろん、何もつけないで、美味いけれど、マスタードとかつけてもいいし、フラードセルをちょっとかけても美味しいよ。
したたりおちる美味しさ、という言葉がぴったりのクリーミーなチキン、これこそ、ノルマンディを代表する料理だと思う。
シードルが決め手なのだ。
お試しあれ、ボナペティ!!!




Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。

