PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「ラディッシュ蕎麦」 Posted on 2026/04/04 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
桜がやや散りかけ始めました。
葉桜といいますか、アスファルトの上を舞う桜の花がこれまた綺麗ですね。
日本各地を巡っていますが、どこもかしこも、桜がきれいです。



こういう日は、焼き鳥とビール、最高ですな。しかも、暖かい。
もう、完全に春ですね。編集者と早い時間に、焼き鳥屋で打ち合わせをし、ほろ酔いになっています。えへへ。
春ですね~。
ということで、今日は陽気もいいので、ふと思い付いて、大根おろし蕎麦ならぬ、ラディッシュ千切り蕎麦というものを皆様の献立に推奨させてもらいたいと思います。
大根おろし蕎麦があんなに美味しいのだから、ラディッシュも大根の一種だから、その千切りで作る蕎麦がおいしくないわけはない、ですよね。
しかも、見た目も葉桜っぽくて絶対に綺麗ですよねー。
☆
ぼくは超ラディッシュ好きで、何も食べたくない時とか、ちょっと胃もたれするときなんか、或いはお酒のおともに、深夜眠れない時など、冷蔵庫からラディッシュを取り出しては、がりがり齧っているのです。
ラディッシュ坊やならぬ、ラディッシュ爺さん!
ラディッシュはきちんと洗っていつでも即食べられるようにタッパーに入れておくと便利で、暑くなりますと、清涼感を届けてくれるのでありがたいですな。
サクサク感がいいし、みずみずしいし、ビールのおつまみにチップス食べるよりはきっと健康に良さそうだし、一品足りない時にも、箸休めにも便利なラディッシュ、常備は辻家の必然なのであります。
ところで、日本で見かけるラディッシュは赤丸だけど、こちらでは細長いのが主流です。味は同じ。

いろいろと試行錯誤の末、ラディッシュの超千切りサラダを載せた蕎麦がおいしいだろうという結論に至ったのです。
千切りにして、オリーブオイル(またはごま油少々)、柚子胡椒や七味とか山椒とか少々、わさび、お塩少々、お好みでマヨネーズ風味の味付けとかでも、いい感じになりました。
サラダにダシ醤油やめんつゆを入れる手もあるけど、めんつゆは蕎麦の方に軽めに絡ませておくのが一番安定の味かと、・・・。
先日、蕎麦をオリーブオイルとフラードセルで和えたものの上に、ラディッシュサラダを載せたら、これはもう最高に美味しかったのです。
まだ試してないけれど、ラディッシュ・サラダの中に生のホタテを細切りにしてぶちこんでおくのは、やってみたいですね。間違いなく生わさびですよね。
フランスに持って帰るように、しっかりと買わせて頂きました。笑。
☆
はい、完成です!!!!

実は、マヨネーズとかとの相性抜群なんですよ! ここだけの話です。写真にはうつりこんでいませんが、横に、マヨネーズが、どんと。
このラディッシュですが、フランス人は田舎風パンにラディッシュを並べ、その上とか下にバターを塗って、ラディブール、という一品を作ってアペロの時とかに、つまんで、オートレビアン、と悶えています。

ぼくはジップロックに輪切りにカットしたラディッシュをいれて、塩昆布とお塩(全体量の2~3%程度)、オリーブオイルの回し掛け程度で、浅漬け風おつまみを作って、常備しています。
今度、ぬか漬けにも挑戦してみたいですね。
これが和洋どちらの料理にもいい具合の箸休めとなる。
とにかく、身体を整えるラディッシュを応用した健康蕎麦、ぜひ、ためして頂きたいです。どうぞ~。


TSUJIのアルバムがTUNECOREで900万回再生されたようです。じわじわですね。ありがとう。
よければ、元気な歌も聞いてくださいませ。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。

