PANORAMA STORIES
父ちゃんの普段着飯、「タルティーヌ&キャロットスープ」 Posted on 2026/09/26 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
田舎パン、わかりますか? おいしいですよね。。
田舎パンの薄切りにいろいろ載せてオーブンで焼いたものを、タルティーヌ、と呼びます。
パリジェンヌというか、フランス人、みんなタルティーヌが大好きで、カフェ飯定番、なんです。
父ちゃんは、パスタ率が高いけれど、いいパンと出会ったら、やります! タルティーヌ!
ごらんください。いいパンでしょ?

で、冷蔵庫には、たぶん、前回、いつだったっけ、手作りラザニアをやった時の残りを、こういう小さなタッパーに詰めて、保存していたんだけれど、勿体ないでしょ?
これでまず、一つ、タルティーヌを作ります。
タルティーヌは無限大でなんでもできるので、工夫してみましょうね。

冷凍庫から発掘したミートソースです。笑。
今日はこれを使います。
ミートソース、ツナ缶、トマト、ケッパー、
田舎パンがなければ、バゲットでもいいですし、なんなら食パンでも構いませんよ!
愛情家庭料理研究家、筆を選ばず。
美味しいに国境はない。

ボウルに、ツナ、トマト(小さくカットしてね)、ケッパー、オリーブオイル、塩胡椒、でまぜまぜ。

パンの表面にはガーリックを塗ります。とっても大事です。
その上に、要は、具材を好きなだけ載せるのだけれど、ええと、一つは、ミートソース、その上に、モッツアレラチーズとか、コンテチーズなどを載せましょう。なんでもいいですよ、チーズなら。
もう一つは、マヨネーズをひいてから、ツナ&トマトの具材を載せ、最後に、モッツアレラチーズを載せて、あらかじめ180度で温めておいたオーブンに、ぶっこんでくださいね。


綺麗だね。こういう美観、大事です。
どこが完成の時期か、というと、チーズの表面がやや焦げだす手前くらいが、美味しいのタイミングなのであります。
おこげが好きな人は、どうぞ、じっくりと、焼いてください。
なかなか、よくできた。
うまそうじゃ。


包丁でカットして、ほら、なんか、ゴージャスじゃない????
さて、今日はもう一品、あわせるのに、ちょうどいいスープです。
☆
ということで、キャロットスープの作り方をご紹介しましょう。
めっちゃ、簡単な、つまり、オーソドックスなものを今日はつくりますよー。
材料、目安ですが、
たまねぎ、
にんにく、
生姜、
にんじん(キャロット)
黒胡椒、
オリーブオイル
かな・・・。

スライスした玉ねぎ&生姜を炒めて、香ばしく、香ばしく。白ワイン、ふってもよかですよ。お好きに。

オーブン皿に、クッキングシートを敷いて、そこにカットしたにんじんを並べる。一緒に、にんにくも皮ごとちょっと添えてね。で、クミンをぜんたいに、ふりかける。これが決めてになりますよー。クミンちゃん。
ターメリックなんかもいいね、身体にめっちゃいいし。

オーブンで、しっかり火が入ったにんじんを先の玉ねぎ炒めた鍋にいれ、水を、ひたひたになるくらい入れていれて、チキンブイヨン半分を加えて煮込み、ハンドミキサーで、じゃーーーーーっ、やります。


完成。うわああああ、やばいですね。
お皿に盛ると、こんな感じになります。
タルティーヌを齧りながら、時々、スープで胃袋を温めましょう。最高のフレンチ・週末・ランチになるのであります。
よかった。
ボナペティ!!!

父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
10月22日から、パリのコンコルド広場、シャンゼリゼ通りの凱旋門とは正反対の広場ね、そこの特設会場で「モダン・アートフェア」がありまして、参加します。父ちゃんのブースがあるので、探してみてくださいませ。
☆
新刊「泡」出てます。

あつあつのタルティーヌ、最高だから、やってみてね!



Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


