PANORAMA STORIES
大問題カード論争に終止符を打つべき投稿記事! Posted on 2026/10/02 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
どうでもいいことなんですが、あはは、しかし、一応、話題になっているので、お伝えしておきます。
オールナイトニッポンの「信頼できない語り手」という人気ポッドがありまして、司会は、人気作家の朝井リョウさんと人気歌人で作家の加藤千恵さんなんですが、そこで、「カード論争」というのがある、というのを知り合いから聞かされまして、その放送回を聞かせてもらいました~。
要は、その番組では、送られてくるメッセージのことを「カード」と呼んでおられます。なんでも、「辻仁成が、オールナイトニッポンをやっていた頃に、ひろめた」というある種の敬意をもとに、主に、加藤さんがここでは、「カード」で通されていたようなんですが、とある、リスナーのお母さまから、「辻仁成さんは佐野元春さんのファンで、彼を踏襲して、カードと言われていたのではないか」というご指摘があったそうで、番組が騒然としたのだ、そうです。一応、聞かせてもらいました、その回。
聞いた限りでは・・・、確かに、大盛り上がり、しかし、真実がちょっと・・・。大変人気な番組だそうですから、このまま、放置しておくわけにはいかない、と事務所とも相談をしまして、その放送の翌々日くらいにカードをしたためまして、当事務所のスタッフより、その番組のメルアドに、送らせてもらったのですが、その後、読まれた形跡はなく、(ここで、続報がありました。なんと、オールナイトニッポンで、ぼくからのメッセージが読まれていたのです。うわ、汗、すいません。今、続報が入りました)あはは、「カード論争」がうやむやになってしまっております。(今は、なっておりません。続報。ありがとう!)
昔日の自分の名誉のために、この際、修正をさせてもらいます。佐野さんは、尊敬する先輩ですので、佐野さんに、ご迷惑が及んだこともお詫びいたします。
まずは、お二人の番組に送りましたカードを皆さん、お読みください。

「こんにちは、加藤千恵さん、朝井リョウさん、
はじめまして!
時々、楽しく拝聴させていただいております。作家の辻仁成です。知り合いから、カード論争があるといわれ、前回の放送を確認させていただきました。たしかに、佐野さんは頼れる先輩でしたし、佐野さんのラジオのディレクターを弟の辻恒久がやっておりました。でも、ぼくがカードというものを使いだすにはもう少し長いラジオの歴史をひもとく必要があります。ぼくが若かった頃、オールナイトニッポンの糸居五郎さんのラジオが大好きで、心酔していたんです。ぼくが音楽家になったきっかけは、糸居さんの影響がかなり大きかったです。そして、ぼくは毎週聞いていました。もろに影響を受けたのは糸居さんからです。ということで、糸居さんが当時、アメリカのラジオ放送の影響をうけて、カード、とすでに言われていました。1967年に番組はスタートしています。ぼくは佐野さんではなく、糸居さんの「カード」を使わせてもらっていたのです。くれぐれも注意をしてください。佐野さんは大先輩ですから、そこを否定したくて、お二人にカードを出したわけではありません。AIに確認をすると、佐野さんの影響で辻仁成はカードと言っている、というものさえ出てきます。違う! ちがうんだ~! 勝手に歴史を塗り替えられているような寂しさを感じておりました。「ゴーゴーゴー、糸居五郎のオールナイトニッポン!」糸居さんのラジオがぼくの始まりでした。YouTubeで確認できますから、ぜひ、調べてみてくださいね。そしてぼくが20代の時、糸井さんと全く同じ、月曜深夜3時からのオールナイトニッポンを担当させてもらったのです。もう、天にも舞い上がるような気分でした。同じスタジオから生放送をしていました。そこには、当時、糸居さんが使っていたレコードプレイヤーもまだスタジオに、あったんですよ。お二人に、失礼かと思いましたが、真実を、お伝えしておきますね。いつかお二人にお会いできる日を楽しみにしています。」
辻仁成

はい、どうでもいい話でしたが、すっきりしました。
佐野さんは、大昔、九州のふぇすに呼んでくださったり、交流はないんですけれど、大好きな先輩です。
また、司会の作家、加藤千恵さん、浅井リョウさんもラジオを聞く限り、とっても楽しそうな方々ですので、仲良くさせてもらいたいです。応援しております。
視聴者さんのお母さまのせいでもありません。
世の中というのは、しかし、本当のことをお伝えしないと、誤解がどんどん、誤解を読んでいくので、よくないですからね、この問題に終止符を打たせて頂きました。
失礼いたしました。
伊藤井五郎さんのラジオは、ユーチューブで検索すると出てきます。素晴らしいDJでした。ぼくはいつもここにカードを送っていた少年だったのです。あの頃の、「ゴーゴーゴー、ゴーズオン」という糸井さんの掛け声で、ロックにはまったのですから、そこがぼくの原点、どうぞ、皆さま、よろしくお願いいたします。
また、
今、インスタのサブスクでスタートしたラジオ「となりのヒトナリ」は、「信頼できない語り手」には負けますが、リスナーと誠実に向き合っていきたいと思っていますので、よろしくです。11月中旬には、アトリエからのライブも計画しています。顔出しで!
あはは。
失礼いたしました。小さな声で、えいえいおー。

Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。

