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家庭フレンチの定番を「フランス人の簡単ランチメニュー」 Posted on 2026/05/29 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ
フランスの学校はほんとうに休みだらけで、その分、お母さんは大変になります。夏休みは2か月、それ以外にも季節ごとに2週間ほどのバカンス休暇があり、クリスマス、スキー休みとか、実にやすんでばっかり・・・。
毎日、家にいる子供たちに料理をしないとならないから・・・。
でも、どうやら、フランス人のお母さんたちはあまりそこにストレスを感じていない様子なんです。
なぜなら、彼らの夏メニューはだいたい決まっていて、ひたすらそのローテーションを組み変えるのみ、だからです。
バカンスなのに食事の支度に時間を取られるのは馬鹿らしい!という考え方。
バカンス中の食卓は、ディナーにはお肉など温かいものをしっかり食べるものの、ランチは残り物やサラダといった冷たい料理が中心となります。
もちろん、外食もしますし、お惣菜や冷凍食品なども充実していますので、うまく手抜きをしつつ、家族みんながストレスなく夏を満喫しているのです。

そんな夏メニューの代表となるのが、メロン。
フランスのメロンは小ぶりで風味豊か、値段もお手頃の1玉3ユーロほど(約400円)。
スーパーやマルシェでメロンを手にとる人々の姿は夏の風物詩ともいえます。(メロンのお尻の部分を親指で軽く押して硬さを確かめ、香りを嗅いでメロンのよい香りがすれば食べごろ)
メロンはデザートではなく”前菜”として食べます。
一人半玉ずつ食べる家庭もあるほど、フランス人はメロンが大好きなのです。
食べやすい大きさに切って生ハムと一緒に食べることもあれば、ひたすらメロンのみを食べることも。
メロンを半分に切って種を取り出し、そこにポルト酒を注いで食べる「メロン・オ・ポルト」という食べ方もあります。

そのほか夏の食卓によく並ぶものといえば、ガスパッチョ、モツァレラ・トマト、ブルスケッタ、きゅうりのヨーグルトサラダ、キャロットラペサラダ、ランティーユサラダなどなど野菜が中心。
ガスパッチョは市販のものでも十分美味しいですし、モツァレラ・トマトは切ってお皿に並べオリーブオイルとバルサミコ、塩こしょうで。
ブルスケッタはプチトマトを小さく切り、オリーブオイル、超みじん切りにしたニンニク、塩こしょうで味付けしたものを軽くグリルしたパンに乗せるだけ。

きゅうりのヨーグルトサラダは、きゅうりを輪切りにし、塩をかけて5分ほど置いて水気を切り、プレーンヨーグルトにニンニクのすりおろし、レモン、塩こしょうを加えて味付けし、シブレットやミントなどハーブを刻んで加え和えます。
キャロットラペは細切りにしたニンジンに塩をかけ水気をよく切り、レモン、オリーブオイル、塩こしょうで味付け。ランティーユはすでに茹でてある缶詰を使い、水洗いして水気をよく切り、炒めたベーコンとみじん切りにしたエシャロット、パセリ、マスタード、ビネガー、オリーブオイル、塩こしょうで味付けすれば完成です。

どれも5分あればできる簡単メニュー。
それらを2、3品準備し、前日のディナーで残ったお肉やハム類などと一緒に。キンキンに冷えたロゼワインがよく合います。
それ以外にも、キッシュ、ラタトゥイユ、パスタサラダ、タブレサラダ・・・ちなみに、どれも鍋やボールいっぱいに作り、2日くらいかけて食べます。
毎日バランスを見ながら一品ずつ作り足せば、少しずつ違うものがテーブルに並び飽きることもありません。
簡単で栄養バランスも良いフランス流簡単夏メニュー、シンプルなのに美味しいのはフランス食材の力と言えるでしょう。

Posted by セギュール ちえみ(DS編集部)
セギュール ちえみ(DS編集部)
▷記事一覧パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。



