自分流・日々のことば
日々のことば「糾」 Posted on 2025/10/05
おつかれさまです。
滅多に人生を振り返ることのない小生でございますが、ふとした瞬間、立ち止まり、ちょっとだけ、なんで、あんなことしたのかな、と過去を後悔してみたりします。
たとえば昨日は誕生日だったので、そういうこともあり、人生を振り返ったわけです。いい時もありましたが、残念な時代もあったことを思い出します。
ぼくは過去をゴミ箱に捨てるのが得意な性分で、いつまでも後悔を引きずるのは時間の無駄、という考え方なんです。
もちろん、反省も後悔もなければ成長も復活もないのは重々承知していますが、反省会ばかりやっているから、思い切ったことが出来ずに、タイムアウトになってしまう、というのも、事実ですよね。
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でも、人間って、ずっと成功している人がめったにいないように、ずっと失敗し続けている人もめったにいませんよね。
幸せと不幸も同じで、交互にやってきます。だから、ダメな時にもそれはしょうがない、と思うようにしています。
いい時、調子のいい時も、あまり盛り上がらないのがいいですよね。
小生はいつもそう心がけています。
めっちゃいいことがあるとするじゃないですか、その時は、一瞬、自分を労わるために、やったな、頑張った甲斐があったな、と騒ぐんですが、次の瞬間には、
「次には必ず痛い目が待ち受けている」
ということだから、気を引き締めていこうぜ、と自分に言い聞かせているというわけです。
逆もあります。
辛く悲しいことがあった時は、
「よしよし、次はこれで大成功がやってくるんだ」
と考える。大事ですな。
「禍福は糾える縄の如し」という言葉があります。
「かふくはあざなえるなわのごとし」と読むのですが、糾える(あざなえる)とは、縄を交互に結んでいく、より合わせることを指します。
つまり、幸せも不幸も、より合わせた縄みたいに、表裏一体というか、順番に結ばれてやってくるよ、という意味ですね。
幸福と不幸というものは交互に訪れるんだから、そこんとこ、心して挑め、という戒めですね。
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人生は長い目で見ないといけません。
誰がどう勝利するか、分かりません。ただ、最後の最後まで人生というものはわからないものでもあります。
幸不幸を自然に受け止め、いい時も悪い時も一喜一憂せず、コツコツとやるしかない、というわけです。
今、苦しい人は、次にチャンスが来るのだから、動じず、日々を丁寧にこなしていこうぜ、ということになります。
はい、今日も精一杯生きたりましょう。
えいえいおー。
はい、懐かしのNHKの「パリごはん」、ついに再放送されるんですよねー。
コロナ化の時期から撮影がはじまり、7話まで続いた、名作?ですかね。あはは。あの時代も大変でした。
だから、今があるんでしょうな。
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「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」
今回は、NHK BSP4Kでの放送となります。
「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」
【再放送】 NHK BSP4K
10/13(月・祝) 午前9:30~10:59
10月13日って、パリでの個展初日じゃん。ぶつけてきますねー、笑!
祝日の午前9時30分からということで、
休日の午前中に多くのみなさまに楽しんでみてもらえると、父ちゃん的には嬉しいです
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辻仁成、個展情報。
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パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催。
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1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。
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久しぶりに、NHK「パリごはん」の再放送が決まりましたね。
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