Writer

辻 仁成

辻 仁成

Hitonari Tsuji
作家。パリ在住。1989年に「ピアニシモ」ですばる文学賞を受賞、1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。ミュージシャン、映画監督、演出家など文学以外の分野にも幅広く活動。Design Stories主宰。

退屈日記「三四郎の夢を見た。もう、怒らないから、戻っておいで」Posted on 2022/04/03

某月某日、三四郎と遊んでいる夢を見た。 目が覚めたら夜明けで、そうだ、三四郎は預けたのだ、と気づいて、…

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滞仏日記「ああ、三四郎との別れ、胸が痛い、後編」Posted on 2022/04/03

某月某日、ということで、三四郎をドッグトレーナーのボーベさんのところに預けることになり、今日はずっと、その準備に追…

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滞仏日記「三四郎の新たな試練の三日間がはじまる。前編」Posted on 2022/04/03

某月某日。いよいよ今日から、三四郎はドッグトレーナーのマダム・ボーべさんのご自宅で、初の「お泊り3デイズチャレンジ…

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退屈日記「ママ友とは何か? パリジェンヌとの付き合い方」Posted on 2022/04/02

某月某日、「ひとなり、あなたは息子に甘いし、育て方が日本的過ぎる。ここはフランスよ。そんなスクエアな教科書通りの育…

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退屈日記「本日、ついに、フランス政府から永住ビザを頂くことが出来た!」Posted on 2022/04/02

某月某日、今日、雪が降る中、シテ島にある警察署に滞在許可証の受け取りに行った。 ぼくは20年前、一年更…

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滞仏日記「ちょっと残念なお知らせ。まだ、パリはエイプリルフールですが」Posted on 2022/04/02

某月某日、エイプリルフールだが、残念なお知らせがある。まだ、きちんと上まで話がいったわけではないが、例のすでに3回…

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滞仏日記「アドリアンらの前で歌うことになった。三四郎は激しい抵抗を繰り返した」Posted on 2022/04/01

某月某日、今日は急遽、パリで打ち合わせが入り、三四郎を連れてとんぼ返りとなった。 田舎でのんびりしてい…

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退屈日記「一人で生きる飯、これからも生きる飯、えいえいおー」Posted on 2022/03/31

某月某日、ぼくが提唱する「一人で生きる飯」運動。 これは、渡仏後、連れに先立たれたフランスのおじいちゃ…

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滞仏日記「短い人生だ、ギスギスしてもしょうがない。友達を増やす術」Posted on 2022/03/31

某月某日、今日は髪が伸び過ぎたので、朝一番で、近所の床屋さんでザクッと髪を切った父ちゃん。(カットしている間、三四…

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「人生は後始末の連続である。父から手渡されたもの」Posted on 2022/03/30

最期という漢字は「死に際」を意味する。 必ず訪れる死に際だが、いったいどのような最期をぼくは迎えること…

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