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父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」 Posted on 2026/08/15 辻 仁成 作家 パリ

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

おつかれさまです。
新幹線の車窓から見える富士山の景色から、どうぞ~。
美し過ぎます。

さて、
大阪食い倒れの街でやはり、タコ焼きとお好み焼きは無視できませんね。
とくに、タコ焼きが、東京のとは全然違っていて、路地のスタンドでビール飲みながら、つまんだのが、最高でした。あはは。

今日はちょっと昔の話になりますが、うちの息子が子供のころ、辻家では「ばあちゃんのお好み」というのが流行った時期がありました。
お好み焼きって、一緒に作るじゃないですか? お子さんが料理を好きになる入り口として、お好み焼きくらい、適した料理はないと思っております。
母さんが作ってくれたお好み焼き、小学校時代のぼくがとにかく大好きだったこの味を今はぼくが息子に作っています。ご飯というより、うちはおやつの感覚ですかね~。
日曜日とかに二人で小腹すいたね、と言うときに仲良くこしらえておりました。
大阪の路地のそこかしこにあるお好み焼きの看板を見上げながら、昔日の辻家を思い出した、という次第です。
なんといっても、ソースと鰹節とマヨネーズなんですよね。
これは本当においしい。
あのお好み焼きソース、フランス人に受けるんですよ。
甘いの好きだから。
で、最近、スーパーなどでも、置いてるところには置いております。
特にアジア食材店では必ず!!! 
おたふくのお好み焼きソースとかが、大ヒット。笑。
 

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」



受けるのはあのお好み焼きのソースとマヨネーズのコンビネーションなんだと思うのです。
そこで、今日は辻家のお好み焼きをご紹介いたします。
どう違うのかって、博多風なんですよ。薄い・・・。ソース多い・・・。

ぼくの母さんから、教わったんですが、生地とキャベツを混ぜる時に水分が出るから、焼く分量ずつ横着しないでちゃんと焼け、と言われておりました。
はい、主な材料です。


・小麦粉   100g
・キャベツ  200g
・青ネギ   適量
・長いも   30g
・鰹だし   200ml
・卵     2個
・サラダ油
・豚バラ肉  150g
・天かす、お好み焼きソース、青のり、削りカツオ、マヨネーズなどはお好みで!

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

さて、今日は、難しいのはお好み焼きじゃない、という基本概念で、高尚なものは作りません。
あくまでも、自宅で食べるタイトル通り、普段着のお好み焼きをめざします。
まず、鰹だし、長いも(すりおろしたもの)小麦をボールに入れてください。
小麦粉はふるって入れてね。
泡だて器で混ぜまーす。
生地ができたら、これに用意した具を混ぜるのです。
スプーンでざっくりと混ぜたらオッケーです。
お好み焼きですから、お好みで・・・。
しかし、ざっくりと空気を入れるような感じがよかです。
 



 
あたためておいたホットプレートに油をひく。
180度に熱しておいてくださいね。
その上に豚バラを載せましょう。すでにうまそうでしょ?
3,4分焼いて、菜箸とかでそこを確認し、OKであれば大きなへらを使ってひっくり返します。
フライパンに蓋をして、数分、5分くらいかな、蒸し焼きにしてください。
キャベツがしんなりしてきたらOK。
 

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

 
もう一度ひっくり返し、3分程度焼いたら、完成ですね。
お好みソースを塗り、マヨネーズ、青のり、削りカツオをお好みでふりかけて、がっつきます。
ああ。これだ。これが辻家の博多の味なんですよね!
ボナペティ!
 

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

辻仁成 Art Gallery

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」

自分流×帝京大学

父ちゃんの普段着飯、「お好み焼き」



Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。