PANORAMA STORIES

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」 Posted on 2026/08/17 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
長い日本滞在になってしまいましたが、料理をしていないことに気が付いて、帰る直前に、仲間を集めて簡単なランチ会、やりました。
今日はミッドタウンのフレスコでしたか、都会のスーパーで、いろいろと食材を調達し、お世話になっている仕事仲間たちに、得意なブラウンマッシュルームのミートソーススパゲッティを作ってふるまった、父ちゃんでございました。
日本のマッシュルームで作る、おいしいマッシュルームのミートソースのスパゲッティ、みなさんにも、ぜひ、作ってもらいたいのですが、ミッドタウンのフレスコ、いいスーパーでございました。品数豊富で、一時間くらい堪能させてもらいました。とくに野菜、お肉がいいですね。

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」



主な材料は、
牛豚ひき肉
トマトペースト
にんにく
アンチョビ
唐辛子
ブラウンマッシュルーム、
調味料各種なんですが、スパイシーなものとか、なんでもいいです。

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」

まずは、マッシュルーム、いしづきを外し、四等分にカットして、白ワインとか、シードルとか、で炒めます。いいところでストップ。
ココットに、微塵切りにしたニンニクをいれ、軽くオリーブオイルを敷いて、火をつけ、塩胡椒をしたひき肉を炒めます。微塵切りにしたイタリアンパセリとかも、ここで、ドバっといれときましょうか。
よきところで、赤ワインをさらに、どばどば、どばっと入れます。
ここからは、根気強く、煮込んでいくと美味しくなります。

んで、そこに、先のマッシュルームを戻しまして、生クリームを回し掛けします。
黒胡椒とかいいですね。あと、この段階で、ちょっと、粉チーズ系をくわえてください。
ここから弱火で煮込みます。
ミートソースってやつは煮込めば煮込むほど、美味しくなるので、弱火でとろとろとやってください。ぼくは、一時間くらい、やりますよ。水分が飛んで行ったら、赤ワインを注いで風味を広げておきましょう。

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」



父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」

お湯を沸かし(塩をいれてね)、パスタを茹でているあいだに、フライパンに、微塵切りのにんにく、唐辛子、アンチョビをお好きな量、いれます。今回は3人分でしたから、ニンニク1~2個、アンチョビ、4ヒレ、唐辛子を一個でしたが、好きな量でいいです。
そこにオリーブオイルを適量、入れ、香りを移します。いい香りが出てきたら、おっけー。
アルデンテに茹で上がったパスタをここに入れて、乳化させるために、ゆで汁もお玉1から、1,5程度入れて、麺と絡ませます。いい感じで乳化しましたら、お皿に盛りまして、ココットで温めていたブラウンマッシュルームのミートソースを横に添えて、上にパルメジャーノ・レジャーノをふりかけ、出来れば、イタリアンパセリの葉っぱを添えたら、完成です。

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」



父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」

父ちゃんの独り言&近況のようなもの。
ギャラリーTを利用したのは、この長い夏の滞在期間で、今回は、この一度だけでした。料理が出来ないくらい、忙しかったんです。倒れました、しね・・・。しかも、個展は日本橋でしたから遠かったですしね・・・。でも、ギャラリーT、よい使いやすく調理場の改良を進めておりまして、キッチンにフードを立てたので、換気もよくなりました。毎月、寿司の料理人さんが、お寿司づくりの教室を開催されているようです。いいですね、そういう企画、どんどん、ご利用くださいませ。

9月4日、いよいよ、5年ぶりくらいの長編小説「泡」が世に出ます。これまでの作風とは180度違う、新境地の作品になります。最初、読み始めると青春小説かな、と思うでしょうが・・・ふふふ。一筋縄ではいかない、「泡」ご期待ください。連載から、大幅に書き換えておりますので、しゅう君とアカリちゃん、あの二人の成長、お愉しみに!
集英社から、出版されます。全国の書店で手にとってみてください。

パリ、モダンアートフェア、10月22日から25日。コンコルド広場特設会場にて。
リヨン、11月5日より、3週間、個展。
11月8日、パリでライブです。詳細、待ってね。

それから「こめびと」でライス連載をやろうか、という話しも出ています。お米を使った料理だけの年、2,3回の特集。それと、そうそう、茅乃舎さんが、いつも父ちゃんが料理にダシを使うから、年4回、茅乃舎のHPでなんか、料理レシピ連載やってください、と言われて、今、やったろうかな、と計画中です。愛情料理研究家としても、がんばっています。

「歌う詩人」は4月に、石垣島上陸作戦を計画中です。出来れば、父ちゃんがプロデュースする石垣音楽祭をやりたい、と思っております。しげちゃん企画で・・・。いいですね、石垣島。詳細は、おって、ご報告いたします。まだ、やりたいね、と話しているだけ・・・。えへへ。

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」

父ちゃんの普段着飯、「マッシュルームのミートソースパスタ」

よろしくね。

辻仁成 Art Gallery
帝京×パリ・オンラインアートカレッジ



Posted by 辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。