PANORAMA STORIES

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」 Posted on 2026/03/26 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
アトリエの屋根裏部屋で三四郎と寝置きをしておりますが、もちろん、部屋は別です。笑。今朝がた、上の階で歩く音がして、三四郎が反応をしました。驚いて、すわっ、誰じゃ、泥棒か、と思ったのですが、上の階はないんですね、あはは、屋根なんです。
で、窓から外を見たら、かもめ、が低空で飛んでいたので、あいつらの仕業でした。三四郎よりも一回りか二回りはでかいので、人間が歩くような、どかどかどか、という音がするんです。

で、三四郎なんですが、パパしゃんのベッドには絶対にあげないという命令をしていますが、かもめが怖かったんでしょうか、ちょっと絵を描いておりましたら、いつのまにかベッドにもぐりこんで、ここはぼくの場所、みたいなふてぶてしさで、寝ておりました。やれやれ・・・。かわいい。
でも、シーツ替えようっと。笑。

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

※ 屋根裏部屋の仕事場の奥に、仮眠用のベッドがあるんです。マットとシーツと枕、だけ。思索の寝床、と呼んでおりますが、ここで、朝まで寝てしまうこともあるんですよー。あはは。

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」



さて、今日はゴルゴンゾーラチーズのパスタです。
よく、イタリアンレストランでありますよね?
あれ、本当に美味しいですが、自宅でも、出来ますからね、今日はその作り方を・・・。ぜひ、真似してみてください。

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

まず、材料から!
ゴルゴンゾーラチーズ、ええと、一人前だと50gから75g程度、二人前だと100gちょっとくらいでいいでしょうかね。
あと、パルメジャーノチーズ、ちょっと。
白ワイン、コップ半分くらい、かな。
生クリーム、ひとまわしかけるくらい。
おおざっぱでありますが、だいたい、こんな感じ。
ちなみに、バターも、オリーブオイルもここでは使いません。
黒胡椒は大事だけれど、塩は、最後味見してから、考えてください。必要ない、と思います。ゴルゴンゾーラはけっこう、塩分がきついので、・・・。要注意。

まず、フライパン、弱火で、いきなり、ゴルゴンゾーラチーズを置いて、とかしていきます。
オリーブオイルとかは使わない。
温まると、溶けてくるので、生クロームと白ワインで伸ばします。
そこにパルメジャーノチーズを摺って、加えてください。
これだけ、
え?
これだけよ、簡単でしょ?
茹で上がったパスタをここにいれて、よーく混ぜれば、完成となりまーす!!!

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

※ 黒胡椒がね、重要。黒胡椒はたっぷりといれていいですよ。黒胡椒のパスタじゃないのか、と思うくらい・・・。

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

※ これは、ナチュラリアというフランスのBIOスーパーで売っているショートパスタなんですが、もちもち、そして、玄米! グルテンフリー。



さらに、それだけだと足りないので、冷凍していたサーモンを解凍し、バターとレモンで炒めてみました。
これを完成したゴルゴンゾーラのパスタに、添えます。
うまくないわけがない。

この黄金比は、ゴルゴンゾーラ+白ワイン+生クリーム+パルメジャーノチーズ、ということになるので、よく、メモしておくべし。
簡単で、レストラン級に美味い、パスタになりますよ。
今回は、ショートパスタで作りましたが、普通のロングパスタもかなり美味しいです。
お試し、あれ~。
で、塩加減の話に戻るが、ここではじめて、塩味が足りないと思えば、足せばいいのだけれど、ゴルゴンゾーラの塩味だけで、もう、十分だと思います。
塩は身体に大事ですが、取りすぎはよくないので、最初からしょっぱくしないことが、何事も大事だ、というお話でした。
めでたし。

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

※ レモンをダイナミックに絞って、じゅーじゅー、言わせてのバター炒め! 最高!

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

※ パパしゃーん、なんか、めっちゃゴルゴンゾーラっぽい匂いがするんやけれど、お腹すいたよー、と三四郎がつぶらな瞳で、つぶやく~。
あげなーい、と父ちゃんは、つぶやく~。

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」



毎日が勝負飯、「ゴルゴンゾーラ・パスタ」

辻仁成 Art Gallery

はい、まいどのお知らせです。
ラーメン博物館での「対麺」イベント、チケットはこちらです。天下無双のポルケッターメン、気になりますよね。

https://note.com/preview/n140dda70d0e6?prev_access_key=dbd8f2a5eeaaee47588a0d7e01e2e747

3月18日に、エッセイ集「キッチンとマルシェのあいだ」光文社。待望の新刊です。料理雑誌「ダンチュー」巻頭5年分の連載が一冊に!!!必読。
8月5日から三越日本橋本店特選画廊A全面で「辻仁成展、鏡花水月」。
9月4日、小説「泡」、集英社。
11月、リヨンで個展。
他、いろいろ。



Posted by 辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。