PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「美味しい超簡単、ジャガイモ焼き」 Posted on 2026/06/09 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
携帯の万歩計によると、父ちゃんは歩いてないことがわかり、三四郎と歩くようにしています。毎日、一万歩を目指したいところですが、さて、どうなるか。
人間は足腰から弱くなっていくので、背筋を伸ばし、頑張っています。スクワットは、300回に増やしましたが、スポーツの先生が「辻さん、歩きましょう」というので、老介護を受けないでも生きられるように、今から三四朗と一緒に、歩け歩け大作戦となりました。
アパルトマンから徒歩20分ほど歩いた海沿いの「ガレット焼きレストラン」に行きましたよ。この焼き目、見てください。これが本場のガレットの実力です。余計なものを排除したシンプルなデザイン、そして、かりっかりな生地!うわ、めっちゃ美味しかったです。
いつも思うんですが「ガレット」だけは、本場フランス、さすがです。

さて、ガレットだけはまだ作ったことがない父ちゃん。
いつも既製品のガレット生地を買っちゃうので、・・・。しかし、いつか挑戦してみたいです。
ということで、本日の料理は、ガレットではないのですが、ジャガイモのガレット焼き、ある意味、フランス風ジャガイモのお好み焼きを一緒に作ってみましょう。
めっちゃ簡単で、美味しくて、鼻血ブーですから、気を付けてください!
目安レシピ:フランス風ジャガイモのお好み焼き
材料、
やわらかそうなジャガイモ
これだけ。
あと、バター、とか、・・・。オリーブオイル、とか。
ジャガイモは、超、細切りにする。
大きすぎると、くっつかないので・・・。
なので、ボウルにいれて、小麦粉を適当にまぶして、くだされ。
でんぷん質が出てきて、自然とくっつくので、出来るだけ細い方がよかです。小麦粉を入れる場合でも、細切りが推奨となります。
裏技、実は、ジャガイモって細切りにして何にも混ぜないで、それだけ炒めても、実は、くっつくんです。ほんとです。ちょっと気長になる必要がありますが、フランス人のお母さんは、小麦粉さえも使いません。でも、ちょっと入れると、くっつきやすくなるので、推奨しています。だから、少量でもいいですよーーーー。

火加減は様子を見て、中火~弱火のあいだで、推移すること。
フライパンに、バターか、オリーブオイル、をちょっと入れて、全体になじませたところに、小麦粉をまぶした細切りジャガイモをまんべんなく、お好み焼きのような、満月型に敷いてください。
一瞬、強火にして、焼いてもよかです。
でも、様子をみて、お好み焼きのコテ、があれば、それでくっつかないか、何度も様子をみながら、(フライパンをふりふりしながら、返しを差し込んだりして、フライパンにくっつかないように、様子を見ながら・・・)、片面に焼き色が付くまで用心ぶかく、焼くのですです。
んで、ひっくり返すのだけれど、小麦粉を使ってないと、固まりにくいこともあるので、その時は、お皿を上にかぶせ、せーの、でひっくり返すのだが、力の強い男性とかに、頼んでほしいところです。
しかし、小麦粉を使っていれば、フライパン返し法で、かっこよく、ひっくり返すことも、出来、ますー。できそうにない場合は、コテで、どうぞ。(-_-;)
で、フランス風お好み焼きガレットの完成です!!!!

ということで、完成したら、これは塩だけで、十分に美味しいので、やってみてね、肉料理のサイドディッシュにもよし、父ちゃんのビールのあてによし、お子さんのおやつに、よし、お母さんの気晴らしに、最高~。
バターで作ったなら、醤油とかね、あうかも~。
ふふふ。
ボナペティ。

「父ちゃんのアート、文学、音楽、独り言」
ぼくはいろいろな表現を持っています。創作に国境線がないので、ジャンル分けが出来ないから、それを何と言えばいいのか、わかりません。でも、相互作用ってあって、「俺は純文学作家だ」とか言わないでいいのが強みです。父ちゃんの文学は父ちゃんの絵画に強い影響を与えています。言葉と絵ってものすごく正反対なんですよ。脳の中で生み出す物語を言葉におろす、落とし込む作業と、同じようなイメージをキャンバスに叩きつける作業では、理屈対熱情ほどの差があります。さらに音楽はリズムとメロディが加わり、流れ、が大事になるので、面白いです。新しい音楽は、「悠久の世界」を現代音楽の中に解き放っているので、映像も見えそうです。歌詞に文学的要素もあるし、風景が見える絵画的要素の濃厚なサウンドになっているんです。これまでの自分の音楽の踏襲だけではなく、自由気ままな創作舞台と化しています。ま、すべて、お愉しみ。えへへ。

8月5日から11日まで、三越日本橋本店、特選画廊にて、辻仁成展「鏡花水月」、三越を辻美術館に!
10月22日から25日、パリ、コンコルド広場でのモダン・アートフェアに出展。コンコルド広場特設会場にて。
11月5日より、リヨン市で個展。先日、第18回リヨンビエンナーレに公式参加が決定しました。よっしゃ。
えいえいおー。


Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



