PANORAMA STORIES

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」 Posted on 2026/05/23 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
パリに着きました。お仕事です。笑。

何を食べようか迷ったら、ツナ缶、です。笑。
トマトがあったら、もう決まりですぞ。辻家、定番中の定番、「なんにも思いつかない時の一食」ツナとトマトのパスタです。
えええ、またですか? 
と、言われそうだけれど、辻家の定番ということで、ご勘弁頂きたい。
あはは。

何も食べないというわけにもいかないし、特別なものばかり、毎日食べるわけにもいかない。そういう時、ぼくは常備しているトマトとツナ缶で、これを作ります。便利だし、安価だし、美味しい。
今日は、普通のトマトと、プティトマトで作る、二つの方法をご紹介しますけれど、正直に言えば、プティトマトの方がおいしくできるかな。断然、うまいですよ。
普通のトマト、プチトマト、対決です。
参考にしてください。
では、材料、である。
トマト、
ツナ缶、
ケッパー、
アンチョビ、
バジル、
唐辛子、赤いの一本、とか
生クリーム、
オリーブオイル、
たまに、ブラックオリーブ、とかもOK,
白ワイン
塩胡椒、
パルメジャーノ・レジャーノ、ただし、イタリア人は、魚系のパスタには、パルメジャーノは、ぜったい、かけない。かけたら、美味しいのだけれど、意地でもかけない。ただ、トマトだけのパスタなら、かけます。たっぷりと。魚には、かけない。
かな・・・。
シンプル・伊豆・ベスト! 伊豆に行きたい。

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」



ま、ペペロンチーノと作り方はだいたい、一緒。
プッタネスカとも、だいたい、ほぼ、一緒。
でも、ツナ缶が入ると、ちょっと違った風味になるので、そこがいいんです。
とくに、詳しいレシピは、省きます、写真で想像をしてもらいたい。
その方がぜったいに、美味しくなります。笑。

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

この辺までは、ほぼ、ペペロンチーノ~。
アンチョビ、唐辛子、ニンニク、この辺、基本ですね。
プティトマトなら、そのまま、投入し、普通のトマトなら、ざく切りをして、投入し、形が崩れるまで、煮込む。これがポイント。

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

こちら、普通のトマト・バージョン、

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

こちら、プティ・トマト・バージョン!

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

ケッパー、ツナ缶、バジルなどを入れていく。
ま、途中で、パスタのゆで汁で緩め、白ワインで香りを際立たせると、なおいいですぞ。
普通のトマトだと甘味が出にくいので、生クリームをちょこっと入れると、こんな感じになります。
最後に、イタリア人がぜったいに、ツナパスタにはかけない、パルメジャーノ・レジャーノを、たっぷりかけて、めしあがる。
何でイタリア人は、これやらないのか、不思議ですが、
ぼくは好き。概念を覆せ!!!

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

プティトマトだとこういう感じになる。生クリームは必要ない。で、出来れば、プティトマトは皮の舌触りがよくないので、お箸で、皮を、一枚一枚、取り除くと、さらにおいしくなります。
もっとも、好き好きですが・・・。



ということで、今日は、普通のトマトバージョンのツナ&トマトパスタになったのだけれど、結論としては、定番は、どういうトマトであれ、美味しいのであります。
とくに、日本のプティトマト、フルーツトマトは種類も豊富で、甘いやつが多いので、ぼくは、ツナ缶とかいれないで、トマトだけのパスタをよく日本滞在中は、作って食べています。パリでも、忙しい時に、便利です。

フライパンに、オリーブオイルをひいて、プティトマトを好きなだけ放り込み、弱火で、ぐつぐつ、けっこう、時間がかかるが、トマトの形が崩れるまで、煮込んで、そこに、ケッパーとか、にんにくペーストとか、ブラックオリーブとか放り込んで、(たまに、塩昆布も)茹でたパスタを絡めて、まんまみーや、と叫びながら、むさぼり喰っているんですね。
実は、ツナ缶とかない、このただのトマトだけバージョンが一番好き。
ケッパーとか、バジルとかなくても、美味しくできる。
その場合は、にんにく、唐辛子、アンチョビ、ゆで汁、白ワイン、パルメジャーノ・レジャーノ、かな、もう、それだけでも、超、美味しいのである。
プティトマト、ぜひ、見つけて試して、ください。
ボナペティート。

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」



近況のようなもの。
パリに入りました。週末は事務的な仕事&アートカレッジのとある先生の授業収録に顔出しなどがありまして、仕事のパリ、です。あと、ちょっとパリの夜のスケッチを最近、趣味でやっていて、珍しく取材、というか、スケッチもあります。パリ、暑いですね。

電子書籍版、「サヨナライツカ」刊行。
8月5日から、いよいよ、日本で個展がスタートします。三越日本橋本店、特選画廊で、11日まで。63点。
10月22日から、コンコルド広場のアートフェアに参加。15点くらい。
11月5日からリヨンで個展です。45点程度、詳しくはまた、のちほど。
父ちゃんの音楽は、こちらをクリック。笑。

https://milestone.tunecore.co.jp/milestones/LeYwbu7hEfgPWl7dPcp7?category=artist_ugc_play_count

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

帝京×パリ・オンラインアートカレッジ
自分流×帝京大学

毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

辻仁成 Art Gallery



毎日が勝負飯、「トマト&ツナパスタ」

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。