PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「アートな混ぜ麺」 Posted on 2026/02/25 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
そういうことで、アートカレッジの校長になったものだから、お手伝いをしてくれている地元の画学生たちからも、様々なアイデアを貰っています。
こういうのも、不意にはじまったのではなく、試行錯誤がいろいろとあり、やっと開校へ向けてスタートラインに立ったところです。
幸いなことに、アートに触れたいという人は多いので、校長としていろいろな意見を聞いて、勉強しているところです。特に画学生が何を求めているのか、気になりますものね。
ということで、今日はバイトの画学生たちを集めて、混ぜ麺大会となりました。
え? それもアートかって?
いや、その、造形ですね。造形。食べる造形・・・。
まずは、うどんですから、踏むことを学生さんたちに指導してやりました。笑。
三四郎も画学生になり、一緒にうどんを踏み踏みしたんですよー。あはは。

※ 父ちゃん、左足が外反母趾なので、靴下はTABIOを履いていますし、親指に外反母趾の輪ゴムつけています。よっこらしょ、どっこいしょっと。

さんちゃんも、がんばれー。
ノルマンディ界隈の画学生たちがアトリエに集結し、絵の梱包の手伝いなどをしてくれましたが、その昼飯を一緒に作ったという次第です。いや、うどん造形です。造形うどん・・・。


さっそくまいりましょうかね。麺をのばしているのは、ベーシストで画学生のロイック君です。手つきが、画家でベーシストですね。このあと、セッションもやりましたよ。バンド結成か!
☆
まずは、材料ですが、
強力粉 300g、塩 15g、水 140ml、それから、片栗粉 打ち粉用
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では、さっそく、やりますか。
まず、
ボウルに材料を入れてこねる。
ジップロックに入れて足で踏んでください。

しっかり打ち粉をして、伸ばした生地を3つ折りにし、好みの細さに切っていきます。
しっかり打ち粉をしないとくっつくので気をつけてねー。


たっぷりのお湯で13分茹でて、水でしめたら出来上がりでーす。フランス人の子たち、うどん食べるのはじめてでしたが、中にイタリア系の子がいて、生パスタをよく作るというので、共通点の発見・・・。

さて、何を混ぜると美味しくなるか、カルボナーラでもいいんですけれど、今回は、ちょっとアジア色豊かな、混ぜ麺にしますので、こちらです。
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肉味噌は豚ひき肉にオイスターソース、醤油、味醂、酒、ごま油、玉ねぎ、ニンニク、唐辛子、を目分量でいれ、焼きます。
タレは、ごま油、胡麻ペースト、黒酢、醤油ほんの少しを入れて混ぜておきます。
お肉にしっかり味付けをしているので、タレはシンプルに。
トッピングはネギ、鰹節、のり、ニンニクみじん切り、好みで生姜みじん切り、ごま、卵の黄身、最高ですね!

で、アートですから、混ぜ方が大事になりますので、現代アート混ぜ麺ですからね、
学生たちに、こうやって混ぜるんだよ、って、教えてあげたんです。
学生の目が輝いておりました。
はい、ということで、
しっかりまぜまぜして、召し上がってください。
画学生たちに、父ちゃんがアートカレッジをはじめたことを言いましたら、ものすごく関心をしめしていました。フランスに住んでいる日本人アーティストが、日本語人に向けて講座を行うって、
「ざんしーん!」「とれ・あんてれっそーん」
ですって。
はい、その「帝京×パリ・オンラインアートカレッジ」のHPがこちらになります。興味のある皆さま、覗いてみてください。
今、父ちゃんがもっともホットに取り組んでいる人生の道ですなり。
☟
「帝京×パリ、オンラインアートカレッジ」
☟
https://teikyo-paris-art.com/
Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。


