PANORAMA STORIES
毎日を幸せにする一皿、「手軽なパッタイ」 Posted on 2026/06/17 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
秋のパリ・アートフェアとリオンの個展作品の仕上げ真っ最中。(夏に長期、日本に帰るので、やっておかないと9月にやっても乾かない。油絵は、とにかく時間がかかります。すでに、ぎりぎり。乾くか、心配…)
☆
徹夜明け、太陽が昇って来たので、アトリエから一度寝床に帰ることにしまして、階段をおりかけて、今まで仕事をしていた机を振り返りましたら、おおお、切ない・・・。
うっすらと朝が近づいているのがわかり、記念撮影・・・・。
10時からギャラリストさんとZOOM会議があるので、三四郎を起こして連れて帰り、仮眠をとります。(結局、アトリエで寝ちゃいました。追記)

よっこらしょ、時間経過・・・。
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ということで、会議も終わり、おなかがすいたので、冷蔵庫を漁って、食べるものを考えます。
もやし、
揚げ豆腐、
ニラ、
クルージェット、
たまねぎ、
ニンニク、
唐辛子、
お米の乾麺(前に紹介したフォー屋さんのお米の乾麺です)、
きゅうり、とか
があったので、あ、パッタイが出来るかも、と思いつき、パッタイできるじゃん・・・。
タマリンドをいれないと本格的なパッタイにはならないかもしれないのですが、今ある材料で出来る、なんちゃってパッタイ、でございます。
でも、本物に負けない美味さ! あはは。しょってる~。


麺は、日本だとぼくは「コムフォー」さんの乾麺を使います。フランスだと、アジア食材コーナーでAYAMとかのパッタイ麺、買えますよ。

ピーナッツは軽く炒って細かくしておく。

もやしも洗って、ライスヌードルは4分茹でて水で締めておく。

まずは油をよく熱したフライパンで卵1個をじゃーっと焼いておく。卵は一旦お皿に取って、同じフライパンでニラともやし以外の具材をソテー。

そこにライスヌードル加えて、ソース(水大さじ1、ニョクマム大さじ1、オイスターソース小さじ1、砂糖小さじ1、鶏ガラスープの素小さじ1、唐辛子少々)

最後にニラともやしを順に加えて、卵を戻してさっと炒めたら、おっと、完成。


仕上げにライムをギュッと絞って。

お皿に盛ったら、ピーナッツをたっぷり、コリアンダーをのせて、ライムを添えて召し上がれ。この寝、ピーナッツが大事ですよ。ピーナッツ!
父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
「歌う詩人」、本格的な稼働を仲間たちと計画中で、アート&ミュージックな新機軸になりそうです。ライブ行くと、なんか、掛け声とかペンライトとか苦手、という皆さんに、ちょどいい音楽を目指していますので、自分のペースで聞いて楽しいものをやります。こちらも自分が楽しいことだけをやります。ジャズとか、ブルースとか、ボサノバとか、ワールドミュージックとか、世界中の民謡とか、クラシックとか、そういうものをミックスさせたモノクロームのパステル画のようなサウンドですので、ちょっと酔いながら、聞くのにいいです。あはは。
等身大の彼らがいます。「歌う詩人」とは、ジンク・サンジェルマン伯爵2世を中心に、流動的に結成された、神秘的なユニットです。あー、毎日、練習しています。ジンクさん。ふふふ。

で、すでに、作品はすべて日本の中継画廊に到着しているので、父ちゃんの個展はまちがいなく、8月5日から、開催されます。11日まで。三越日本橋本店、特選画廊全面です。辻仁成展「鏡花水月」、楽しみだね。
10月22日~25日は、コンコルド広場に、父ちゃんの6メートルの壁が出現します。作品は入れ替わりますが、11作品展示予定です。初のアートフェア、パリ・モダンアートフェアね、楽しみ過ぎるなー。
そして、第18回リヨン・ビエンナーレに正式参加となりました、辻仁成展「Les Invisible Lyon」が、11月5日から3週間、リヨンで行われます。主催はギャラリー48(ノマド画廊なんで、会場を持ってない)ですが、会場名前が違いますので、近くなったら画廊住所など、詳細をお届けします。中心部です。楽しみ、何か、すごい出会いがありそうですね。

Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。

