PANORAMA STORIES
父ちゃんの普段着飯「スパニッシュ・オムレツ」 Posted on 2026/07/16 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
スペインで出会って、これは美味い、と唸った、「スパニッシュ・オムレツ」を一緒に作りましょうかね。
アンダルシア地方を旅していた時に、満杯のレストランで、食べさせられたなんてことはない料理でしたが、これが、驚くほどに、美味かった!!!
しかも、材料は卵とジャガイモ、だけ!
では、さっそく、いきますぞ。
☆
材料、
じゃがいも、中3個
たまご、4個
長ネギ、ちょっと
油
パプリカパウダー、
塩、適量(できれば、フラー・ド・セル)

じゃがいもは、一センチほどの輪切りにし、茹でる。

串をさして、すっと入ったら、はい、オッケー。

お皿に、茹でたじゃがいもを並べ、その上に小さくカットした長ネギを散らします。

フライパンに多めの脂を引き、(揚げ焼きする感じになるので)卵を割っておとす。揚げ焼きするんですね。
底がカリカリになればオッケー、ひっくり返さない!!!
大事なのは、底のカリカリ。上は自然と火が入った感じで、よいです。

焼きあがった底面カリカリの卵を、スライスジャガイモの上に流し込みます。

パプリカパウダーと塩をしっかりと振りかけたら、完成です。

やばい、この溢れ出る卵の黄身の情熱たるや!!!

ボナペティ!!!!

父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
父ちゃんはスパニッシュギターをスペインで買いました。すばらしいですよ。そこから、今の辻ギター・スタイルが生まれたんです。えらそうに。笑。まだまだ未熟ですが、いつか、スペインでライブやりたいな、と思っています。あはは。思っているだけですけれど・・・。
☆
さて、個展がぐんぐんと近づいてきました。父ちゃんの周辺も騒がしくなってまいりました。あと、一息です。スパニッシュ・オムレツでパワーを出さなきゃ! えいえいおー。
辻仁成展「鏡花水月」、三越日本橋本店、特選画廊にて、8月5日から11日まで開催。

Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



