PANORAMA STORIES

その頃、三四郎は、どうしていたのか? Posted on 2026/08/16 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
この夏、三四郎は、どこで何をしていたのか、と心配されている方が多いようでして、・・・現在は、ドッグトレーナーのジュリアさんたちの合宿所、といっても、ジュリアの実家ですが、そこで、他の合宿犬たちと夏を満喫しているところでございます。
午前中は自然公園に行き、走り回り、午後は昼寝、夜は、まったり、だそうです。

もうすぐ、迎えに行き、ノルマンディに帰る予定ですが、あまりにこの夏が楽しかったようなので、素直に、家に戻ってくれるか・・・、自信はありません。笑。
そのくらい彼は満喫しているみたいですね。

では、どうぞ、辻三四郎の、夏の写真をご覧ください。

その頃、三四郎は、どうしていたのか?

※ それにしても、脚が短いですな。かわいいけれど・・・。

その頃、三四郎は、どうしていたのか?

※ 合宿仲間たちです。毎年、だいたい同じメンバーなんです。右端が三四郎で、三匹目が、目下の恋人、らしいですが、噂に過ぎません。脚の長い子に憧れるのかな~、あはは。

その頃、三四郎は、どうしていたのか?

※ 三四郎の左横のブルちゃんは、いつも格闘をしているライバルになります。強そうですな。

その頃、三四郎は、どうしていたのか?

※ しかし、この子はどこでもマイペースです。



その頃、三四郎は、どうしていたのか?

※ そして、ジュリアは三四郎が大のお気に入りで、もしも、ムッシュが三四郎を育てられないなにがしかの事情になった場合、私に真っ先に相談してください、と言われています。そのくらい、愛されているので、三四郎だけ、他の犬には許されていない、ジュリアのベッドで眠る権利があるのだそうです。ひいきされている、ということでしょうね。羨ましい。ジュリアちゃんは、うちの息子と同じ年齢です。

毎年、夏の時期は、事務所も閉まるし、パリから人がいなくなるので、ぼくもそのタイミングにあわせて、夏は日本で仕事、個展、ライブをやることに、決めています。なので、夏休みの期間、三四郎もジュリアのところで仲間たちと合宿なんです。でも、こういう経験がないとずっと室内犬で終わってしまうので、彼にとっては楽しいみたいです。毎日、バンセーヌの森に走りに行き、とっくみあい、だそうです。ちゃんとその前に、ワクチンなどを打ってもらっています。ご安心ください。

この前、友人のしまちゃんに、「ツジちゃん、そろそろ日本に戻って来なさいよ」と真剣に言われました。息子が、自分の未来を手繰り寄せた時には、戻りたいな、と思っています。その時、どこで暮らせばいいのかな? 

9月4日、小説「泡」全国発売! 集英社から。
10月22日から25日、パリ、コンコルド広場にて、モダンアートフェアに参加。
11月5日から3週間、リヨンで、個展。
10月18日、軽井沢、安東美術館で「歌う詩人」コンサート。

その頃、三四郎は、どうしていたのか?



その頃、三四郎は、どうしていたのか?

※ こういうものを三四郎ファンの知り合いが作成したので、おまけ、です。脚が短い・・・。がんばれ。

その頃、三四郎は、どうしていたのか?

父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
個展が終わったので、もうすぐ、ノルマンディに戻り、まずは、10月のアートフェアに向けて、最終のチェック、ニス塗りなどを行い、あとは9月4日発売の小説「泡」の取材などが入れば、ZOOMでこたえたり、いろいろと新しい動きがスタートしそうです。
12月くらいになると少し落ち着くので、南イタリアか、北アフリカか、西スペインあたりに行って羽を伸ばしたいところですけれど、そんな暇はあるのかな、という感じです。2029年まで、パリと東京で個展は決まっていますし、集英社さんとも、その次の作品をまたやろうね、と話し合っているので、ふー、創作に終わりはありませんからね。
ともかく、今は早く、英仏海峡の夕陽を眺めたいです。えいえいおー。

その頃、三四郎は、どうしていたのか?



辻仁成 Art Gallery
帝京×パリ・オンラインアートカレッジ

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。