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父ちゃんの普段着飯、「中華三昧の冷やし中華」 Posted on 2026/08/21 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
朝、大雨で、三四郎を散歩に連れ出せなくて、仕方がないから、車で、村のはずれの野外音楽堂みたいな場所に行き、そこには屋根があって、濡れない場所なんですが、そこでおしっこをさせた、父ちゃんでありました。
さんちゃん、家では絶対におしっこもうんちもしないんです。
我慢しているのがわかると可哀そうじゃないですか、だから、抱きかかえて車に乗せ、しゃーーーーーっと。笑。
「パパしゃん、すっきりしたよ」
「よかったよかった」
再び車に乗って、家に戻ったという次第です。
でも、ほんとうにいい子だから、可愛いですね。
ボール遊びをするんですが、おしっこ我慢していると、つい、楽し過ぎてちょびっとおもらしをすることがあります。ボールを加えたまま、隠れちゃうんです。
「どうした?」
様子を見に行くと、床に、おしっこの水たまり、もちろん、ちょっこっとですよ。目が合うと、ごめんなさい、という顔しているので、
「いいよいいよ、大丈夫」
と床のお掃除をする父ちゃん。それから、外に出て、おしっこをさせます。
こういうことが、生きているということですからね、生き物との生活、学びの連続ですよ。

はい、ご飯にしますね。
今日は何か、と申しますと、・・・。冷やし中華です。
日本に戻るといろいろなものを漁って買って帰る父ちゃんですが、今日は、中華三昧の冷やし中華、インスタント麺をいろいろと工夫して、中華レストラン風にしてみたので、まずは、完成写真を御覧ください。あはは。

父ちゃんの普段着飯、「中華三昧の冷やし中華」

父ちゃんの普段着飯、「中華三昧の冷やし中華」



フランスでもスーパーで、インスタント麺は売っています。日本のもありますが、中国や韓国のもの多く、日本のも、日本で作っているのじゃなくて、欧州で生産しているだろうな、というものが多いですね。中華三昧とかは、ない、ので、超高級品です。
やっぱり、忙しい時には、ちゃちゃっと作ることが出来るインスタント麺、頼りになるじゃないですか、なので、日本に帰ると、なんとなく、買って、トランクに入れて戻ってきます。
今回は、フランスか猛暑だったので、冷やし中華かな、と思って、・・・大正解でした。
マルシェに行って手に入れた、新鮮なきゅうりとか、プティトマトとか、綺麗だし、美味しかったです。好きな野菜をたくさんいれられるので、冷やし中華の魅力ですね。

んで、昨日の有頭海老の残りのエビも入っています。フランスは茹で海老というのが必ず魚売り場にあって、みんな、それをマヨネーズにつけて、アペロタイムに食べるんですよね。エビのカクテルみたいな感じで・・・だから、茹で海老は豊富です。冷やし中華に、ばっちり。
さらに、鳥ハムもいいのが結構あって、これをスライスして入れると、さらにゴージャスでした。
すだちがありますが、これは父ちゃんの指圧先生Oさんから頂いたもので、四国産だそうです。うみゃああ。Oさんの指圧で日本での仕事を乗り切っています。いつも、ありがとう。

一月間の日本での生活から、自炊生活に戻って、ちょっと体調も落ち着いてきた感じです。
外食が続いていたので、ほっとしています。
いつも通りの生活に戻りました。昨夜は、村祭りがあって野外コンサートがあったので、三四郎と出かけて、露店でビールとか買って、立ち飲みしました。
今週は、ガラクタ市とか、花火大会とか、夏の最後を楽しむようなイベントが目白押しだそうで、夏の終わりを満喫中です。
「わ、ツジー、元気だったかい?」
カフェに顔出すと、ステファンが喜んでくれました。
空港で買った抹茶のお菓子をプレゼント、スタッフの皆さん、大喜びでした。
「夏は繁盛記だから、7月2日からずっと休みないんだ。もうずっと働いてるよ」
カフェの人は今が稼ぎ時ですからね、その分、冬に長い休暇をとるんです。夏はいいんですけれど、冬になると、この村で一軒しかないカフェ・レストランがしまるので、寂しく暗い季節の到来となります。
ま、寒くなったら、父ちゃんもバカンス休みとって、南国イタリアにでも、三四郎と行こうかな、と思っていますよ、えいえいおー。

父ちゃんの普段着飯、「中華三昧の冷やし中華」



父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
戻って来てから、もうずっとアトリエで絵を描いています。依頼されたものもあるし、リヨンの個展もあるし、来年の個展のもあって、でも、好きなことだから、絵を描く時間、癒されています。趣味だったのに、仕事になって、何か、変わるかな、と思ってましたが、何も変わらず、いつも通り、笑。
その合間に、料理をするのが、大きな息抜きとなりますね。
インスタのサブスク「ラジオ、となりのヒトナリ」、次回は、22日、土曜日の日本時間19時頃開始となりますが、ちょっと料理をしながら、料理について語ってみようかな、とおもっています。

9月4日、新刊小説「泡」、集英社より発売。
10月22日~25日、パリ、モダンアートフェアに参加。12作品。
11月5日より、リヨン個展。数えたら、29作品くらいになりそうでした・・・。
えいえいおー。

父ちゃんの普段着飯、「中華三昧の冷やし中華」

帝京×パリ・オンラインアートカレッジ
辻仁成 Art Gallery



Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。