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パリ最新情報「18時開始に早まった夜間外出禁止令に振り回される市民」 Posted on 2021/01/19 Design Stories  

経済の流れを止めたくない、どうしてもロックダウンをやりたくないフランス政府、そこで夜間外出禁止令を午後20時から18時に変更した。
つまり翌朝、6時までフランス国民は12時間家から出られない生活を送ることになったのだ。しかし、これが市民生活に新たな問題を投げつけている。

パリ最新情報「18時開始に早まった夜間外出禁止令に振り回される市民」



18時に店舗を一斉に閉めるため、閉店直前に、スーパーや店舗に大勢の人が詰めかけ、集中することになった。18時までには家にたどり着いていないとならないからだ。
(商店で働く従業員たちは18時に閉店し、職場から出される外出証明書を持参した上で18時以降に帰宅することができる)

17時に仕事を終えて、店舗に駆けつけても、中に入れない人も出てきた。
いつ買い物をすればいいのか、と人々からは文句も出ている。

同じように、会社勤めの人たちも18時までに家に帰らないとならないので、17時以降の地下鉄やバスにラッシュアワーが生まれ、ソーシャル・ディスタンスが保てなくなった。
制限開始時間を18時に早めたことで、人々は不必要な他人との接触をとらざるをえなくなった。
これが新たな感染に結びつかなければいいのだけど、…。

パリ最新情報「18時開始に早まった夜間外出禁止令に振り回される市民」



スーパーやブティックなどで働く店員さんらは、帰宅時間が限られることで、夕方に買い物ができない。
朝起きるとすぐに準備をし早朝から営業するスーパー(開店時間を早めている)で、たとえば、7時半とか8時に、自らの夜の食事の買い物などを素早く済ませ、それから出社、という人もいる。
12時間の中で仕事も買い物もすべてをやらないとならい。そのため、早朝のスーパーが人で込み合うようになった。
人々は出社前に買い物を済ませ、仕事に行き、17時頃に仕事を終えて、ラッシュで戻るという生活を送っている。果たしてこの夜間外出禁止令に効果があるのか、という疑問が生まれている。(中)

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