JINSEI STORIES
父ちゃんの普段着飯、「あんこうのフリカッセ」 Posted on 2026/07/30 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
さて、今日はフリカッセを作りますよ。
ま、クリーム煮のようなものだけれど、普通、チキン・フリカッセが有名なんですが、今日はあんこう(鮟鱇)でやります。
フランスだと魚屋でこんな風に売っています。
鮟鱇はちょっと臭みがあるから、ぬめりも強いので、カットしたあと、沸騰したお湯でさっと数秒湯引きした方がいいね。


骨に沿って、包丁をいれると大きな肉部位が二つ、とれます。
見た感じ、鶏肉の胸肉にも見えなくもない。
これを食べやすいサイズにカットし、臭みをとる湯引きをしてから、塩胡椒、そして、粉(片栗粉でも、小麦粉でもなんでもええ。ぼくは片栗粉にした。それしかなかったから、笑)
んで、混ぜ混ぜしたら、ココット(深胴のフライパンでもええ)で炒める。バターとオリーブオイルを半々くらいで、炒めた。


本日、使ったスパイス類です。にんにく粉、パプリカ粉、クミン粉、カレー粉、カルダモン粉、一味とか、ま、なんでもええ。


そしたら、野菜(パプリカ、軽く茹でたいんげん、茹でたブロッコリー)いれて、生クリーム適当にいれて、そんで、生姜もいれて、臭みがもっと消えます。

さらに、ここでマーマレードもいれちゃう。
このオレンジ感が、鮟鱇にあうんだよねー。
鮟鱇って、深海の魚だけれど、触感がほかの魚にはないものがあって、弾力というのか、美味しいですよね。
リードボーに似ているかな。

で、ちょっと煮込んだら、完成なのであります!!!!

※ ご飯は、ターメリックライスにした。普通に研いで、ターメリックを少しいれ、あと、オリーブオイル少々、塩ひとつまみ、で、出来るよ。あんまりターメリック入れすぎない方がおいしいかな。炊けたら、少しバターをいれて、蒸して、混ぜる。

父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
8月5日、11時から、11日まで、三越日本橋本店、特選画廊にて、辻仁成展「鏡花水月」、開催します。ぜひ、お立ち寄りください。前半は、店主、ころあいみて立ちます。

