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家庭フレンチの定番を「お母さんだって夏休み。簡単メニューあれこれ」 Posted on 2020/08/09 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

フランス人のバカンスはだいたい1週間単位。海辺や山にセカンドハウスを持っている人も多く、持っていない人もアパートや家のレンタルが充実していますので、滞在先を確保して、ただただ、ゆーっくり過ごします。
お父さんもお母さんも子供たちも、みんなのバカンスなので、難しいことは一切なし。お母さんが食事を作れば、お父さんが片付け。子供たちはテーブルセッティングや使った食器の片付けを手伝います。




気になるバカンス中の食事は、これも至ってシンプル。キッチン付きの場所に滞在するので毎食レストランに行くこともなく、毎日買い物にいくわけでもありません。最寄りのスーパーで数日分の買い出しをし、いつもと変わらぬ食事、いや、いつもよりシンプルな食事を繰り返します。

最優先は「休むこと」なので、食べることが好きなフランス人も、バカンス中は食事の準備に時間をかけません。とはいえ、地元の市場が充実していますので、新鮮な食材を買い、シンプルに素材を活かした食べ方で楽しむのです。

子供がいる家庭ではパスタの出番も多くなりますが、ランチは前日の残り物やサラダ、果物などを切って並べ、夜は真夏でも気温が下がりますので温かいスープや火を入れた肉、魚を食べる家庭が多いようです。

家庭フレンチの定番を「お母さんだって夏休み。簡単メニューあれこれ」

では、実際にどんな物を食べるのかというと、ランチに重宝する代表的なメニューは、モツァレラトマト、パスタサラダ、生ハムメロン、にんじんやきゅうりのサラダ、タブレサラダなど。どれも少し多めに作り、2、3日かけて食べていきます。残り物に毎日1、2品新しい1品を加えていくと、マンネリ化も防げ、バランスの良い食事をすることができます。ディナーはお肉や魚をバーベキューにしたり、オーブンで焼くだけ。ソースなどは特に作らず、味付けは塩やハーブのみ。これだけで本当に美味しいのです。

朝から買い物に出かけた日は、街の肉屋さんで焼き立てのローストチキンを買ってくるのもバカンス中の楽しみ。チキンが温かいうちにじゃがいものピュレやじゃがいものローストなどを合わせて頂きます。残れば翌日は冷やしてマヨネーズで和えたり、ほぐしてサラダの具として。

家庭フレンチの定番を「お母さんだって夏休み。簡単メニューあれこれ」

家庭フレンチの定番を「お母さんだって夏休み。簡単メニューあれこれ」

それでは、最後にフランス人が大好きな根セロリのレムラードソースをご紹介します。根セロリはピュレにすることが多いですが、生のまま食べるのもおすすめ。
根セロリは厚めに皮を剥き、千切りにしてレモン汁と塩をかけてしんなりさせ、水気を切っておきます。レムラードソースは、マヨネーズがベースのソースで、マスタードとハーブを加えるだけでも良いですが、アンチョビやケイパー、にんにくのすり下ろしを加えても美味しくなります。ソースができたら根セロリと和えるだけ。根セロリはセロリより癖がない上に、クリーミーなソースが絡んで食べやすく、子供もモリモリ食べてくれます。

バカンス中はお母さんだってバカンス。シンプル&手抜きで夏を楽しみたいものです!

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Posted by セギュール ちえみ(DS編集部)

セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。