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家庭フレンチの定番を「フレンチトーストなら、本場フランスでは、卵一個、15分で作ります」 Posted on 2024/06/16 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

世界的には「フレンチトースト」と呼ばれている「パンペルデュ」は、フランス語で「失われたパン」という意味のおやつなのです。
パンペルデュ、が、海外で、フレンチトースト、と呼ばれるようになった、だけ。
じゃあ、どうやって、パンペルデュは、生まれたのか?
実は、・・・・。
硬くなってしまったパンを生き返らせるために生まれた、目から鱗のおやつなのです。
フランスでは、バゲット派とブリオッシュ派に分かれていますが、私は断然ブリオッシュ派。パンペルデュの魅力はバターたっぷりのリッチ感だと思うのです。

パンペルデュはフランスのみならず、ヨーロッパ各国でとっても古くから親しまれるおやつ。
イタリアにはイタリアの、ドイツにはドイツのパンペルデュがあるようです。
硬くなったパンを再利用することから、貧乏人のレシピという扱いだったようですが、今では立派なおやつメニュー。カフェやレストランのデザートメニューとして並んでいることもあります。
フランスでは朝食というより、おやつにすることが多いのですが、老舗サロン・ド・テ、ラデュレの朝食メニューにもあり、メイプルシロップと生クリームをのせて頂くブリオッシュのパンペルデュは絶品です。

家庭フレンチの定番を「フレンチトーストなら、本場フランスでは、卵一個、15分で作ります」

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おうちで作ってもすごく簡単に、美味しくできますので、やばい、おやつがない!という時の強い味方。バニラアイスやキャラメルソースを足せば子供ウケ間違いなしです。

レシピは超簡単。
ブリオッシュ2切れ、卵1個、牛乳(または、豆乳)100ml、砂糖大さじ1、バニラエッセンス少し、バター1片

家庭フレンチの定番を「フレンチトーストなら、本場フランスでは、卵一個、15分で作ります」

ボウルに卵、牛乳、砂糖を入れ、混ぜ合わせる。
そこにブリオッシュを入れ、両面にしっかり液が染み込むよう、5分ほど浸す。
フライパンを弱火で温め、バターを溶かし、液をしっかり含んだブリオッシュを焼き始める。
焦げてしまわないよう、弱火で、フライパンに蓋をしてじっくり火を通してください。
3分ほど蒸し焼きにしたら、裏返し、反対もしっかり火を通す。
焼き上がったらメイプルシロップやはちみつをかけて食べてもよし。ヴァニラアイスにキャラメルソースをかければ、おうちカフェ気分でおやつ時間を楽しめます!

家庭フレンチの定番を「フレンチトーストなら、本場フランスでは、卵一個、15分で作ります」

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セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。