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家庭フレンチの定番を「スパイシーアップルケーキ」 Posted on 2022/04/11 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

ティータイムにぴったりのこのケーキは、イギリスの雑誌に載っていたレシピをアレンジしたもの。ティータイムにも、朝ごはんにもぴったりの素朴な焼き菓子レシピをご紹介します。

家庭フレンチの定番を「スパイシーアップルケーキ」

地球カレッジ

オーガニックショップにはいろいろな種類の砂糖が売られていますが、いろいろ試し、最近一番お気に入りなのが、ココナッツシュガー。ココナッツシュガーは果実からではなく、花の蜜を煮詰めて作られるようです。カロリーは白砂糖と同じくらいありますが、糖質が体内に吸収される値、GI値が比較的低いとのこと。ちょっと黒糖に似たコクがありますが、そこまでクセは強くなく、ヨーグルトに加えて食べても美味しいですし、お料理にも大活躍です。が、ちょっとお高めなので我が家ではカソナード(フランスのブラウンシュガー)と両方常備して、使い分けています。



アップルケーキの作り方はとても簡単で、順番に泡立て器で混ぜるだけ。粉類を混ぜるのは木べらにすることもありますが、時間がない時は全部泡立て器でガガガっとやってしまいます。焼き時間は長いですが、オーブンに放り込んでおけば良いので・・・。

ブラウンシュガー80g、卵2こ、バター70g、小麦粉150g、サワークリーム、または、生クリーム90g、バニラエッセンス小さじ1、塩ひとつまみ、りんご(好きな種類を混ぜると良い)2個、ココナッツシュガー(なければブラウンシュガーで良い)60g、シナモン小さじ1

ボウルでバターと砂糖をクリーム状になるまでしっかり混ぜ、卵を少しずつ加えたらバニラエッセンスを加え、クリーム状になるまでしっかり混ぜる。
塩と小麦粉を混ぜ合わせたものとクリームを交互に少しずつ加えていく。
違うボウルにココナッツシュガーとシナモンを混ぜ合わせ、好きな形に切ったりんごをしっかり絡める。
ケーキ型に生地を入れ、その上に砂糖とスパイスを絡めたりんごをのせ、150度のオーブンで60分じっくり焼く。焼き上がり、表面が生焼けのように感じるかも知れませんが、キャラメリゼされたりんごの水分もあるので問題ありません。
翌日にはケーキが水分を吸ってよりしっとりしますよ。

ティータイムに生クリームを添えていただくのもよし。
そのまま、朝のコーヒータイムのお供にもおすすめです。

家庭フレンチの定番を「スパイシーアップルケーキ」

自分流×帝京大学



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セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。