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家庭フレンチの定番を「フランスのきゅうりサラダはヨーグルト味」 Posted on 2020/06/20 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

フランスのきゅうりはとっても大きく、味も大味、日本のきゅうりのような歯応えもありません。サラダなどにして食べますが、そのまま切るのではなく、まず皮を剥き、縦に2つに割って種をスプーンなどで取り出してから、適当な大きさに切って食べます。・・・が、お世辞にも美味しいと言えるものではありません。

そんなフランスのきゅうりですが、一つだけ、すごく美味しい食べ方があります。おそらく、「フランスのきゅうりはこのサラダのために在る」と言っても過言ではないでしょう。そのサラダとは、ヨーグルトときゅうりを和えたもの。初めてこのサラダを出された時、きゅうりとヨーグルトを合わせるという発想に衝撃を受けましたが、中東、ヨーロッパではとてもメジャーな食べ方なのです。

トルコのヨーグルトと千切りきゅうりの冷製スープ、「ジャージュク」からギリシャのヨーグルトとみじん切りにしたきゅうりを和えたディップ、「ザジキ」が生まれたようで、きゅうりの切り方と濃度は違うけれど中身はほぼ一緒。このフランスのきゅうりサラダ(一般的には輪切りで作る)も中身はほぼ同じです。

家庭フレンチの定番を「フランスのきゅうりサラダはヨーグルト味」




暑くなってくると無性に食べたくなるのがこのサラダ。まず、きゅうりの下処理をし、好みの大きさに切って塩もみし(約5%)、塩を水で流し水気をよく切ります。味付けは、水切りしたヨーグルトににんにくの超みじん切りと塩、ディルを細かく切ったものを混ぜ合わせ、最後にオリーブオイルを回しかけるだけ。少しレモンを効かせても美味しいです。ギリシャヨーグルトで作るととっても美味しいですが、無ければ可能な限りヨーグルトの水気を切ってから和えてください。

家庭フレンチの定番を「フランスのきゅうりサラダはヨーグルト味」

そのままサラダとして食べても良いですが、ブリニ(甘みのないパンケーキ)を少し温めて、このきゅうりサラダをのせ、いくらを添えれば、素敵なアペロの一品になります。
あゝ、今日もまた、キンキンに冷えた白ワインがすすんでしまう!

家庭フレンチの定番を「フランスのきゅうりサラダはヨーグルト味」



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セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。