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家庭フレンチの定番を「初夏に美味しいマテ貝を」 Posted on 2020/06/21 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

春から初夏にかけては貝の美味しい季節。魚屋さんの貝類コーナーも、コック貝(ヨーロッパザル貝)やあさり、アマンド貝、ムール、クトーと呼ばれる細長い貝など、種類が豊富です。

その中でもちょっと珍しい形をした「クトー」が、私のおすすめです。クトーとは、フランス語で小刀という意味があります。日本語ではマテ貝と呼ばれていますが、こちらも馬手差(右に刺す腰刀)に似ているからこの名前になったようで、フランスでも日本でも名前の由来は一緒のようです。日本では九州地方でとれるようですが、フランスではノルマンディーの浜辺にこのクトーの殻がたくさん打ち上げられています。食べ方はあさりなどと同じく、白ワイン蒸しが一般的。

家庭フレンチの定番を「初夏に美味しいマテ貝を」

行きつけのレストランでもクトーが「本日のおすすめ」で登場していたので注文しました。こちらはにんにくと玉ねぎやセロリなどの香味野菜、ターメリックで香りづけされていたため、貝特有の臭みも一切なし。身はびっくりするほどプリプリでした。火を入れ過ぎるとすぐに硬くなってしまうので、貝が開いたらすぐに火を止めること。貝の旨味が詰まったスープをパスタに絡めても最高です。

家庭フレンチの定番を「初夏に美味しいマテ貝を」



Posted by セギュール ちえみ(DS編集部)

セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。