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家庭フレンチの定番を「食べて美しく健康に。免疫力もアップのレンズ豆サラダ」 Posted on 2020/07/04 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

健康を維持するためには毎日20gの食物繊維を摂ることが推奨されているようですが、レンズ豆には100g(茹でた後)に対し、なんと8gもの食物繊維が含まれているのです!

食物繊維には、水溶性と不溶性のものがあり、水溶性の食物繊維とは、昆布、わかめ、果物、里芋、大麦など。糖の吸収速度を遅くするので、心血管疾患や糖尿病を防ぐのに役立ち、満足感もあります。一方、不溶性の食物繊維とは、穀類、野菜、キノコ類、豆類などで、お通じに欠かせないもの。定期的に摂取することで大腸がんのリスクを下げることができると言われています。
しかし、それだけではありません。驚くなかれ、レンズ豆には食物繊維に限らず、マグネシウムや葉酸、鉄、リン、カリウム、マンガン、カルシウム、銅、ビタミンB9、ビタミンB3、植物性タンパク質、そして、コレステロールや老化に対抗する分子であるカテキン、サポニン、プロシアニジンなどの抗酸化物質もすべてこのレンズ豆に含まれているのです。レンズ豆ってなんてすごい豆なんでしょう!しかも、低カロリーだというのですから驚きです。(100g(茹でた後)に対し、115カロリー)

家庭フレンチの定番を「食べて美しく健康に。免疫力もアップのレンズ豆サラダ」




調理の面からも、乾燥豆は一晩水に浸して・・・というものが多い中、このレンズ豆はいきなり茹でられるので、食べたい時にすぐ食べられます。フランス家庭の戸棚には乾燥レンズ豆が常備されており、フランス人はちょっと疲れた、ちょっと貧血気味だなと思ったら、レンズ豆を茹でたり煮たりして、もりもり食べているようです。

レンズ豆といえば、塩漬け豚(プチ・サレ)との煮込み料理がメジャーですが、これから暑くなる季節にはレンズ豆のサラダが食べやすくておすすめです。まずレンズ豆(乾燥で100g)を茹でます(沸騰したお湯に塩少々とレンズ豆を入れ約20分)。その間に、エシャロット1個、または紫玉ねぎ8分の1をみじん切りにし、ボールに白ワインビネガー大さじ1、マスタード小さじ1、塩こしょう、オリーブオイル大さじ3をよく混ぜてビネグレットを作り、エシャロットのみじん切りを加えて置いておく。レンズ豆が茹で上がったらザルに出し、水を切ってビネグレットの入ったボールに混ぜ、ベーコンをカリカリに炒めたもの、パセリのみじん切りを加えたら完成。レンズ豆には植物性タンパク質が含まれていますが、ベーコンが加えることで動物性タンパク質を補うことができ、食べ応えも出て、このレンズ豆サラダがよりパワーアップします。

レンズ豆、エシャロット、ベーコン、パセリ。いろいろな栄養が混ざり合ったこのレンズ豆サラダ。免疫力アップや夏に向けてのダイエットが気になる今日この頃にぴったりの一品ではないでしょうか。

レンズ豆は気になるけれど、どう調理したらいいのだろう? と手が出なかった方も、ぜひ一度手にとってみて下さい。私はちょっとアルデンテ気味に茹でるのが好みなので、茹で時間20分だとちょっと硬いと感じる方もいるかも知れません。豆の状態にもよりますので、茹で時間はお好みで調節して下さいね。



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セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。