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家庭フレンチの定番を「フランス人はマヨネーズが大好き」 Posted on 2020/06/07 セギュール ちえみ(DS編集部) 料理好き パリ

フランス発祥の「マヨネーズ (Mayonnaise)」は、今や世界中で愛されています。マヨネーズの起源には諸説あるようですが、有力なのは18世紀半ばにフランス軍がスペインのメノルカ島を攻撃した際、指揮していた公爵がMahonという街で食べて気に入ったソースをフランスで広めた、という説。Mahon風という意味の”Mahonnaise(マオネーズ)”が訛って”Mayonnaise(マヨネーズ)”となったのだとか。

日本人にとってマヨネーズはジャンクなイメージが強いかも知れませんが、フランスでは歴としたフレンチソース。とにかく、フランス人もマヨネーズが大好きで、フレンチの伝統的な前菜に、堅茹で卵にマヨネーズをたっぷりのせて食べる「Oeuf-mayonnaise(ウフ・マヨネーズ)」があるように、マヨネーズは立派なフランス料理と言えるでしょう。フランスでは、マヨネーズを何かに「調味料としてつける」というより、「一緒に食べる」と言っていいほどたっぷり載せて頂きます。フランスのマヨネーズが日本のものよりあっさりしているから食べられるのかも知れませんが。



マヨネーズの作り方は、卵黄とマスタード、ビネガー(リンゴ酢などがおすすめ)または、レモン汁を加えて泡立て器でよく混ぜ、泡立てながらオイルを少しずつ混ぜていきます。分量は、卵黄1個に対し、マスタード大さじ半、ビネガー大さじ1、オイル180mlほど、最後に塩胡椒で味を整えるのをお忘れなく。私は最後にエスプレット唐辛子を少し追加します。オイルによっては分離してしまうものもあるので、失敗の少ないサラダオイルがおすすめです。味を左右するのは卵の鮮度とビネガーの種類でしょうか。

家庭フレンチの定番を「フランス人はマヨネーズが大好き」

フランスの魚屋さんには茹でた海老やつぶ貝が売られていますが、フランス人はこれらをひたすらマヨネーズで食べます。なので、魚屋さんには必ずマヨネーズが売られていますし、海辺の街で魚介プレートを注文すれば、必ずたっぷりのマヨネーズがついてきます。

マヨネーズは手順さえ覚えておけばとても簡単に、しかも卵黄1つで大量に作れるソース。新鮮な卵を買って、茹で卵や茹で海老に手作りマヨネーズをたっぷりのせれば、ほら、フランスの味が食卓に!

家庭フレンチの定番を「フランス人はマヨネーズが大好き」



Posted by セギュール ちえみ(DS編集部)

セギュール ちえみ(DS編集部)

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パリ在住の料理好き。特にトラディショナルな料理に魅力を感じている。