PANORAMA STORIES
父ちゃんの普段着飯、「フレンチ・シーザー・サラダ」 Posted on 2026/11/06 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
パリに戻りました。☜早っ。
高速をつかえば、4時間半、で戻れます。
疲れました。おつかれさん。
軽井沢の安藤美術館からはじまった長い旅でございました。今年も生ききっておりますね。8日のバスティーユのライブが終わったら、一度寝込む予定です。あはは。
☆
さて、皆さんご存じの「シーザーサラダ」はフランスならどこのカフェにもだいたいあります。リヨンは、サラダリヨネーズですけれど・・・・。
ただ、各地のシーザーサラダ、ちょっと、違いがあるんです。
上にのっかっている鶏肉が、グリルか、チキンカツか、か、にわかれます。
お腹がすいている時は、ビールとあわせてチキンカツが最高なのだけれど、そうでもなく、軽く済ませたい時とかには、グリルとか、鳥ハムの方が助かるんですよね。
ということで、今日はチキングリルをのせた、シーザーサラダを作ることにしますー。
では、一緒に作ってまいろう!!!
えいえいおー。


実は、「塩麹」を使うとかなり便利なので、鳥のささみ肉をジップロックにいれて、塩麹をすだね、小さじ1~、1,5くらい入れて、よく揉み、2,3時間、放置することからはじめてください。(一晩でもいい。長い方が味が染みるけれど、短くあっさりマリネするのも悪くない)
塩麹だから、塩はいりません。
胡椒も別にここでは必要ない。

おいしいクルトンを作りましょう。
シーザーサラダにおけるクルトンの立ち位置は偉大なんですよねー。
これは既製品じゃない方が断然に美味しい。クルトンを食べるために、シーザーサラダを作る、と言っても過言じゃないわけです。
なので、辻家では、余ったバゲットは捨てずに、全部、ジップロックに小分けにして、冷凍保存している。クルトンのために!!
日本だと、食パンでいいですよ。できればバゲットの方がいいけれど、笑。
自然解凍したバゲットをサイコロ状にカットし、オーブン皿の上にクッキングシートをのせて、その上にまんべんなく引き詰めます。
ぼくは多めにつくり、ビールのつまみに、していたりしまーす。
味付けは何でもいいけれど、軽めの塩胡椒、ハーブ類、・・・ぼくはタイム、パセリ、(あればローズマリーとかもいい)などをおき、オリーブオイルを回し掛けしておいてください。
あと、ちょっと唐辛子系の粉があれば、パプリカとかなんでもいいけれど、日本の七味とか一味でもいいかな。
ぼくは「七色唐辛子」というのを買ったので、使ってみました。
これを160度くらいのオーブンにぶちこんで、じっくり、こんがり、焼きあがるまで、ほったらかします。
で、ボウルに、以下をいれる。
アンチョビ、4枚とか
卵の黄身、3個
オリーブオイル、まわしがけ、
ビネガー、大匙1
レモン、一個
パルメジャーノ・レジャーノ、最初は20gくらいかな。好きなだけ。あとで完成してから、また同量くらい使います。
マスタード、小さじ2
にんにくのペースト、大匙1とか
マヨネーズ、小さじ1とか
塩胡椒、割と多め。
作り方、あくまでも目安で、どうぞ、お好きに!
アンチョビはフォークで原型をとどめないくらい潰してね。
そこに残りのものを加えて、撹拌機で、一生懸命混ぜていきます。
順番に少しずつ、にんにく、入れて混ぜたら、卵入れて混ぜる、という感じ。
ぼくはアンチョビ以外はいっぺんにいれて、混ぜ、最後にパルメジャーノ・レジャーノを摺って、混ぜています。



今日はレモンを丸ごと絞って、加えました。半分くらいでいいですよ、酸味が苦手な人は、お好きな量でどうぞ!


鳥を焼く。焼き色が出ると、塩麹がちょっとソースっぽくなる、そこがいいね。

オーブン、焦がさないように、チェックしながら、よきところで、取り出す。こんな感じ。めっちゃ硬い食感が、最高。噛めば噛むほど味が出て、ビールがとまらなーい!!!!
タイムは、マジで、いい仕事しますね。

ボウルの底にシーザーサラダドレッシングがたまっているところに、好きな葉っぱをどかんと載せ、いいですか、ざっくりと、でも、まんべんなく、混ぜ混ぜ!
ということで、
お皿に盛って、(ぼくは木のいつものボウルをそのまま使うので、そのままが便利だし)、上に、チキンとクルトンをどばっと載せて、上から、追いパルメジャーノ・レジャーノをすきなだけ、どうぞ~。
ごらん、最高でしょ?
こんなのペロッと食べれちゃいますよ。
カロリーも安心かな。自分で全部作っているから、オイルの量とか、わかっているし、ヘルシー。ともかく、おいしいんですよ!
いただきまーす。
ボナペティ!!!


父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
リヨンの個展開催中ですが、パリで8日にフランス人バンドのライブに招かれているので、戻ります。8日、ぼくの出演時間は、20時から3,40分です。19時半には会場に着くようにしましょうね。フランス人バンド、エバーマインズのレコーディングに立ち会ったので、彼らの新曲で一曲、参加する予定です。
今年、最後のライブになりますので、在パリの皆さん、どうぞ~。


Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



