PANORAMA STORIES
何食べているの~、父ちゃんのノルマンディ飯(16) Posted on 2025/10/02 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
ノルマンディ、といえば、クリームなんですが、このクリームと味噌って、やっぱ、めっちゃ相性が抜群なんですね。
しかも、ぼくの大好物のキャベツ、豚肉との相性はさらに抜群なんですよ。
ということで、日本で居酒屋に行くとですね、よく食べる「肉みそ」ってありますよね、あれで日本酒を飲むのが大好きな父ちゃんなんですが、今日はそこにヒントを得て、肉みそ風のキャベツと豚ひき肉のパスタ、作ってみましたよ。
一緒にトライしてみてくださいまし、マジで、うまいんです。
「肉みそ」にしちゃうと、想像がついちゃうので、あくまでも、トスカーナあたりをイメージして作りましょう。
だから、醤油は、禁止です!!!!
材料はこんな感じです。
すだち、ですが、ライムでも、レモンでも、よかですよ。
ただ、紫蘇は、必須です!!!!
ペペロンチーノと同じ要領で、にんにく、アンチョビ、鷹の爪、でまず、オリーブオイルに香りを移すのですが、最近、フランスで見つけたこの「ニンニクと鷹の爪」セット(ALBERT MENES社)、で代用します。
便利。✫
✫
香りが移ったら、お肉を入れます。
ということで、味噌をこのくらい、いれます。
次に、ノルマンディカラーを出す、クレーム・フレッシュ、日本だと、サワークリームと生クリームの中間に位置します。どちらでもいいです。どっちか言うと、サワークリームかしらね。
でも、日本で、クレーム・フレッシュ、売り出したら、いいのにね。かなり、ヨーロッパ感でますよ。(あるのかもしれないので、ごめんなさい、あったら、買いです)
で、キャベツを投入します。
これだけで、うまそう。
白ワインとかで、風味をつけます。
今回、パスタはリングイーネにしました。ここで、醤油を入れると、焼きうどんになっちゃうので、やめときましょか。
ただ、紫蘇を載せ、最後にすだち、素晴らしいですよ。
ライムとか、レモンでも、OKです。
今日も美味しく生きたりましょう。えいえいおー。
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ボナペティ!!!!
辻仁成、個展情報。
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パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催。
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1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。
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久しぶりに、NHK「パリごはん」の再放送が決まりました。
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「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」
今回は、NHK BSP4Kでの放送となります。
「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」
【再放送】 NHK BSP4K
10/13(月・祝) 午前9:30~10:59
10月13日って、パリでの個展初日じゃん。ぶつけてきますねー、笑!
祝日の午前9時30分からということで、
休日の午前中に多くのみなさまに楽しんでみてもらえると、父ちゃん的には嬉しいです。
個展が、いよいよ、今月、13日からパリ、中心部、マレ地区でスタートします。2週間ですぞ。
ひゃあ、緊張します。
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フランスを攻める画人TSUJIじゃ。
月に3回のラジオ・ツジビル。10月は、5日、10日、30日にオンエアー生放送します。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。