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第18回リヨン・ビエンナーレに父ちゃんの個展の参加が決定しました! Posted on 2026/06/06 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日は、ちょっといいニュースをお届けしまーす。
11月5日から3週間、リヨンで個展をやることはすでにアナウンス済でしたが、今日、リヨンの画廊のマリさんから、嬉しいニュースが届いたんです。
それは第18回のリヨン・ビエンナーレにマリさんが主催する、父ちゃんの個展の参加が決定した、という知らせでした。
うまく説明できないので、マリさんからのメールを一部、ご紹介いたしますね。
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「展覧会の企画が、Biennal de Lyon の選考を通過し、公式に採択されました!添付のリヨン現代美術館の館長、そして、リヨン現代美術ビエンナーレの芸術監督のイザベル・ベルトロッティさんのサイン付きのお手紙を共有します。これで、辻さんの展覧会は、キュレーターが提案するテーマと「共鳴 Resonance」するプロジェクトとして、ビエンナーレの来場者にむけて紹介され、正式にビエンナーレの広報、招待、ネットワーキングの対象になります」
とのことです。
なんのことか、わからないですよね、簡単に説明をしましょう。
※ たとえば、宣伝とかに、このポスターを使うことが可能になりました。笑。

ビエンナーレというと、ベネチア・ビエンナーレが有名ですが、リヨンのビエンナーレも、ここ最近は大きな注目を集めています。ビエンナーレというのは、「二年に一度」という意味なんです。
オリンピックの四年に一度のように、二年ごとに開催される芸術祭のことです。三年に一度は「トリエンナーレ」になります。世界各地の芸術祭が、このビエンナーレという言葉を使っていますね。ベネチア・ビエンナーレから、広がった、という説もあります。
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さて、第18回リヨン・ビエンナーレは、9月の中旬から12月の中旬くらいまで行われる、リヨン市あげての芸術祭で、最近、とっても人気です。
もちろん、メイン会場に父ちゃんの作品が展示される、というわけではありません。
同時期に、リオン市で行われる芸術イベントから、審査を突破した企画、個展などが、このビエンナーレに認められたよ、という感じでしょうか? マリさんとまだちゃんと話をしていないので、詳しくはまたお知らせしますが、たくさんある画廊や、美術イベントの中から、リオン・ビエンナーレのお墨付きがもらえた、ということで、宣伝効果が期待できそうですし、この時期はたくさんの芸術関係者がくるので、ビエンナーレが推奨してくれた父ちゃんの個展にも、人の足が向くかもしれないので、good、ですよね。
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ちょうどいいので、マリさんが主催するギャラリー48について、ちょっとお話をしますと、マリさんはリヨン在住のギャラリストなんですが、現在は固定の画廊を持たず、ノマドなギャラリストとして年に数回の個展を親しい画廊を借りてやっておられます。前回の父ちゃんのパリ個展にふらりと現れ、絵が気に入ってくださって、いきなりご挨拶、「どうしてもリヨンで、辻さんの個展を」という強い要望で、11月の個展が決まりました。
なので、画廊の住所に行くと違う名前になっていますが、ノマド画廊なので気にしないでくださいな、笑。インスタがありますので、チェック!
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で、熱血マリさんと前回パリでミーティングをした時に、「辻さんの作品はもしかするともしかします」ということで、マリさん主導で、父ちゃんの個展プロジェクトをリヨン・ビエンナーレの審査に送っていたんです。もちろん、父ちゃんも「あいよ」と軽く受けていたんですが、まさか、通過するとは、あはは・・・。マリさん熱血ですよね。(同世代くらいだそうです)
「採択されたのは、アーティスト・辻仁成の創作と生き方が、今年のビエンナーレのテーマに響き合う(レゾナンス)ということだからだと思います」
とのマリ・コメントでした。
響き合う、って、ECHOESってことか、嬉しいこと言うね。ということで、タイトルは、Les invisible(見えないものたち)を再び採用することになりそうです。マリさん曰く、このタイトルは、リオン出身の作家、サンテグジュペリの星の王子様にも出てくるんだ、とか・・・。なるほど!
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ちょうど、熱血しげちゃんが、リヨンツアーを計画していたので、タイミング的には追い風になった感じですかね。
そして、リヨンで、いろいろなアート関係者との出会いがあれば、この物語はそこからさらに先へと続くかもしれません。もう、ぼくもマリさんもたくさん時間が残っているわけじゃないので、この個展期間中の3週間は、思う存分、熱血かましたい、ですねー。
ちょうど、今年のビエンナーレのテーマとぼくの個展の主旨が似ていたのも、幸いしたのかもしれません。さあ、どうなることか・・・。
10月22日から25日までは、コンコルド広場で行われている「パリ・モダンアートフェア」に10作品ほどを提出する父ちゃん、アートフェアも初参加です。この秋、フランスが熱くなりそうです!!!
ギャラリー48の詳しい情報は、マリさんと相談をして、もう少ししたら、詳細を「近況のようなもの」の中に掲載させていただきます。
ということで、2026年の父ちゃんから目が離せない・・・。
マリさん、熱血で、いきましょう。
えいえいおー。


はい、父ちゃんの美術サイト、最新作が二点、追加されました。
こちらから、画風をお楽しみください。
これらの作品は、8月5日から11日まで、三越日本橋本店、特選画廊での辻仁成展「鏡花水月」で鑑賞することができます。
※ 一番トップの絵は、9月刊行予定の小説「泡」の表紙になる可能性、あり。えへへ。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



