PANORAMA STORIES
父ちゃんの普段着飯「肉みそニンニク麺」 Posted on 2026/06/23 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
日本サッカーすごいですね。
オランダ戦の時、父ちゃんが応援をした途端、2点入れられたので、今回のチュニジア戦は、まったく見なかったのですが、4-0って、すごいですよ。日本、ベスト8に進出しちゃうかもしれませんね。
表だった応援はやめておきます。遠くから祈るだけ・・・。あはは。
しかし、日本の快進撃は、フランスでもあちこちで話題になっているんですが、先日、フランスを代表する地上波番組で、日本のサッカーファンのマナーが異常に信じられない、どうやってもフランス人にはまねできない、とものすごい取り上げられ方で、結構長い時間、議論がさく裂し、何でフランスは勝っても負けても暴動になるのか、フランスに未来はない、日本はあの国民性がある限り、没落はないだろう、みたいな、意見でした・・・。
で、流れた映像は試合直の渋谷スクランブル交差点でして、青になると、サポーターたちが中心目掛けて走って歓声を張り上げるんですが、信号が赤になり警察が笛をふくと、一気に元の場所に戻るっ、・・・フランスでは考えられないし、どういう教育をしたらこういう素晴らしい人間が生まれるのか、と、司会者たちが大絶賛、また同時に、フランスのサポーターたちのマナーの悪さ、酷さ、を嘆いておりましたが、一つ、誤解がないように言いますと、サッカー試合のあとシャンゼリゼ大通りとかで暴動をする連中は「カッサー」と呼ばれる集団で、サッカー試合に関係なく、郊外からやってきます。だいたいが、彼らは乗じて破壊行動をしてうさばらしをしている、不良たちなんですが、彼らの背景にはかなり複雑な歴史的な問題もあり、しかし、まずますエスカレートしている感じですね。ぼくはサッカーの日は、家を出ませんでした。今はノルマンディの田舎なので、カッサーはいません。あれは、パリの問題であり、根深い問題を抱えています。ここで書くと、またいろいろと言われるので言いませんが、・・・・。
ただ、日本の人々のこの真面目さを世界が注目し、尊敬されているのは事実で、フランスで暮らす日本人にとっては鼻が高いです。そして、この国民性は大切にしないといけませんよね。それ以上は言いませんけれど・・・。
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ということで、熱波に襲われたフランスは、異常な暑さで、パリは42度ですか? ノルマンディも今日は異常に暑く、38度だそうです。フランスって、普通の家には、冷房機がないんですよ。温暖化の影響もあるから、そろそろ、寝床には必要かな、と思っています。
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さて、食欲が出ないので、無理やり食べたくなる、欧州風肉みそニンニク麺を作りますぞ!!!

まず、玉ねぎを細かくカットし、じっくりと炒めます。きつね色になるくらいがいいですね。そこに豚ひき肉を入れます。この豚ひき肉にはあらかじめ味噌を絡めてちょっとおきます。バターを10g程度入れて、コクを加えます。で、火が入ったら、小皿に取り出します。


大量の潰したニンニク、アンチョビ一尾、唐辛子少々、オリーブオイルをいれて、香りを移したら、そこに先の玉ねぎ+豚ひき肉を加えて、ワインとか入れます。料理酒でもいいです。洋風にはもっていかないんですが、和風にしようと思わないでもいいです。夏バテの時にニンニクは重要ですから、ニンニクを食べるためのパスタ、という位置づけです。


フェデリーニとか、バリラ3番などの細麺のパスタを固めに茹でて、投下します。ゆで汁もちょっと投下してください。
塩胡椒をきかせ、最後に醤油を数滴入れます。別にいれないでもいいです。味噌+バターだけでも十分に町中華風の味わいになります。


大量の葱を切っておいてください。それをお皿に盛ったパスタの上に載せて、完成です。食欲なくても、パスタなのに、汁なし麺のようなおいしさが胃を動かします。ニンニクの香ばしさも手伝って・・・・
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実はこれ、父ちゃん食欲ない時に、チャチャっと作る家飯なんです。
豚引きがないときは、鳥ひき肉でも、牛ひき肉でもいいですよ。なんでもいいんです。ただ、ニンニクを多めにいれると、暑い日を乗り切るエネルギーが出ます。ニンニクとか生姜、大事ですよね? 笑。田舎暮らしだから、誰にも会わないので、多少臭くても、健康主義で生きています。えへへ。
えいえいおー。


父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
朝の木漏れ日の中で仕事をするのが心地いよいです。
殺人的な暑さなので、ランニングは朝にすることにしました。12時から夕方18時くらいまでは、屋外は危ない感じです。犬って、毛皮を着ている状態ですから、可哀そうです。
夜は、ギターを持ちだして、ライブに向けて歌とギターの練習です。最近はリードギターをやりはじめたので、楽しくてしょうがないですね。なので、三四郎のごはん作るの忘れたりしています。さんちゃん、途方に暮れるの図。
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8月5日から11日まで、三越日本橋本店、特選画廊にて、辻仁成展「鏡花水月」、三越を辻美術館に!
10月22日から25日、パリ、コンコルド広場でのモダン・アートフェアに出展。コンコルド広場特設会場にて。
11月5日より、リヨン市で個展。先日、第18回リヨンビエンナーレに公式参加が決定しました。よっしゃ。


Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



