PANORAMA STORIES
父ちゃんの普段着飯、「セージを父ちゃんの家庭菜園で」 Posted on 2026/06/26 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
アトリエにはちょこっとした庭がついておりまして、そこに、まーなんていうか、「家庭菜園場」というほどじゃないんですが、暇つぶしのように、ハーブを育てている一角がありまして、なんか、あいてる土地の有効活用にいいですし、自分で育てたものを食べられるので安心だし、何より植物を育てるのは楽しい、上に、それを食べて、美味しい、がもらえるって、最高だと思いませんか、そこのご主人! 奥様! みなさま!!!!
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ということで、御覧ください。父ちゃんのハーブ園です。

右下がセージで、左下がタイムですね。お肉とか、煮物系とか、そうそうボロネーゼ作る時にいれますね。タイム! で、上の段の右にちょっと見えているのが、ローズマリーですね、お肉とかポテトに欠かせませんよね。左にあるのは、ぜんぜん関係のですが、ラベンダーの畑になります。ラベンダーはけっこう育っています。(現在、他に、ミョウガ、オオバなども育てています)
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下の写真が本日の主役、セージです。
セージって、生のセージ、日本のスーパーとかで見つけるのほぼ難しいんですよ。でも、サルティンボッカを作る時に、この生のセージがないと出来ないんですよ、ご主人、わかります? イタリア料理にはハーブが欠かせません。たとえば、ポルケッターメン、やったじゃないですか、一風堂とラー博で、あの時、セージをどうやって一風堂さんが集めたか、といいますと、担当のみっちゃんが日本の園芸店にいき、鉢植えのを売っているので、それをあるだけ買って、自宅で育てたんですって。
あああ、それが出来るんだったら、セージをご自宅で育てたらいいじゃないですか!!!!
園芸店で買って、育てる、そして、世界一美味しいサルティンボッカを作る。奥様、それが人生の目的です!!!
さあ、諸君、私とともに、立ち上がり、家庭園芸店ごっこをやりましょう。
えいえいおー。

ということで、今日はサルティンボッカをまたまた作りますよ。
マルサラ酒を普段はいれるんですが、なくても十分に美味しいのが出来るので、でも、セージだけは絶対に必要なんです。食べればこのイタリア人の発想がどんなに画期的か、分かりますよ。本当に生のセージで作るサルティンボッカは美味いんです。
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じゃあ、さっそく、作っていきましょう!!!

仔牛で作りますが、チキンのむね肉で代用してくださって大丈夫です。
できるだけうすーく切るのがポイント。
塩胡椒をして、生ハムとセージを載せ、爪楊枝で止める。150gくらいのお肉でしたが、7枚になりました。

小麦粉を薄くはたいて、オリーブオイル、バターでジュワッと焼いていきましょう。セージ側も焦げないよう気をつけながら焼いて下さい。

白ワインをコップ半分くらい、バターをもう一回加えてアルコールが飛び、ソースがトロッとするまで火を入れたら完成です。

ほーら、美味しそうでしょー。ぺろっと食べれちゃいますよ。
これは、マジで、美味いです。
ぜひ、スーパーでは売ってないセージを、ベランダとかで育てて、サルティンボッカにチャレンジしてみてくださいね。
えいえいおー。


父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
三四郎と父ちゃんは、フランスにカニキュール(熱波)が襲来しているので、昨夜は冷房のあるホテルに逃げました。気を付けないといけないのは、冷房のないホテルもありますので、フランスは普通に。・・・。必ず、電話で聞いた方がいいです。あはは。
でも、今週は「雨」マークだから、なんとかいけそうかな。ご心配頂きありがとうございます。
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東京、パリ、リヨンと続く展覧会情報ですが、
東京:8月5日から11日まで、三越日本橋本店、特選画廊全面、辻仁成展「鏡花水月」
パリ:10月22日から25日まで、コンコルド広場の特設会場で、モダンアートフェアに、参加。
リヨン:11月5日から3週間、主催はギャラリー48。本個展は第18回、リオン・ビエンナーレの公式プログラムとして認定頂きました。
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父ちゃんのアートサイトはこちらです。
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Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



