PANORAMA STORIES

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」 Posted on 2026/05/06 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
今日は画学生が一人、やってきまして、曇天ノルマンディのアトリエで、梱包作業をやりました。とにかく、5月は、こればっかり、やたら、時間がかかります。
その頃、輸送した第一便と第二便(23点)は、仲良く、成田空港の倉庫に保管されているみたいで、ゴールデンウイークがあけるのを、待機している模様・・・。日本にいるだけで、安心だね、ゴメス!
しかし、ここで、また、動かなくなっています。あはは。前途多難。

ということで、今日は、リシャール君、一人だったので、二人で、バスク地方のソーセージをガレージ前で焼いて、食べました。いいですよね。
このソーセージはマルシェで買ったもので、バスク地方の優しい唐辛子で味付けされているんですよ。ほのかに辛い。
ここで、日本で買った「いわたにのガスコンロ」が役立った、わけです。
普段は絵を描くための机を外に出し、そこでコンロ焼きに挑戦。
おおお、燃え上がる炎!

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

ということで、普通は、ジャガイモを添えるんですが、父ちゃんはお米が喰いたかったのと、ちょうど、マッシュルームがあったので、リゾットにすることに、しました。食べやすいですからね。
じゃあ、マッシュルームリゾットの美味しい作り方、ですー。

材料から、
米、
ブラウンマッシュルーム、
玉ねぎ、
ニンニク、
チキンブイヨン、
塩胡椒、
バター、
生クリーム、
ワイン、
ま、あとは適当に、唐辛子、とか・・・。

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

にんにくの微塵切りと米をそのままフライパンの上に置いて焼きます。(米は絶対に洗っちゃダメ)
ちょっとからっとしてきたら、
そこに、オリーブオイルを、かるーくまわしがけしてください。
そのあと、フライパンを、上下にゆすってゆすって、・・・。
こういう色かげんになるまで、フライパンをゆすって、まんべんなく焦がしてください。
そこに、白ワインを適当にいれます。(コップ半分くらいかな)

次に微塵切りにしたマッシュルームと玉ねぎ、パセリをいれて、ひたひたになる感じで、水を投入し、チキンブイヨン半カケ程度、バター少々、粉チーズ、などいれて、13分から15分くらい炊きます。
水分がなくなってきたら、赤でも、白でも、ワインをいれて、米の硬さを確かめながら、調整してください。
塩胡椒で味を調え、最後に、オリーブオイル、レモン、など・・・。
好きな味付けにもっていく、醤油もあいますよ、隠し味程度に、数滴なら・・・。
で、完成間際に、オリーブオイルを入れましょう。

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

辻仁成 Art Gallery

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

お皿にリゾットを盛りつけて、ソーセージをどんと置きます。
あと、パルメジャーノでも、ふりかけて、パセリとかも、あいますね。ぼくは冷蔵庫から救出したクレソンを添えました。
はい、ボナペティ!
美味い~。

午後から、また仕事をしましたが、今日はキャンバスの横に、テープを張る仕事もやりました。現代アートの作品って額装とかしない方が多いんです。日本画とかは額装しますよね。
でも、キャンバスの横がちょっと汚れているのもかっこいいんですが、今回の作品は、じゃっかん、綺麗系がいいので、テープを張って、キャンバス側面を隠しました。
展示の仕方も考えているので、そういう結論です。
サインをして、絵の方も完成!
大きなホッチキス、ガンカッターというんですが、これで画布を支持体としっかり固定させます。
ばんばん!
大きな音にも動じない、三四郎、でありました。
はい、毎日、丁寧に生きています。
「ムッシュの絵って、ノルマンディと日本が混ざっている感じで、ぼくらからすると不思議な世界、独特ですね」
とリシャール君。彼は額装とかも手掛けるので、今度、やってもらおうかな、と思っています。
じゃあね。えいえいおー。

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

帝京×パリ・オンラインアートカレッジ

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

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毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

毎日が勝負飯、「焼きソーセージのリゾット」

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。