PANORAMA STORIES
パリに戻り、その足で、ノルマンディからの、塩昆布パスタ! Posted on 2026/08/18 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
まじで、この夏はいろいろとありがとうございました。
さきほど、ノルマンディに辿り着きました。
東京→パリ→三四郎ピックアップ→ノルマンディという強行軍でして、今、自宅でこのひと月間の出来事を振り返りつつ、時代は移っているな、と思っている今日この頃の父ちゃんであります。
三四郎は、ジュリアから手渡される時、一瞬、目が点になり、顔が凍り付いてからの不意の「わんわんわんわんわんわん!」という大喜びになって、べろべろ、頬っぺたを舐められてしまいました。
「ひと月も、ぼくを一人にさせてなにやっていたんだよー」
みたいな、抗議&、でも、すっごく喜んでいるのがわかって、嬉しかったです。
☆
そして、パリで一瞬、行きつけのカフェで食事をして、そこから車で、ノルマンディを目指しました。
早朝、ノルマンディに到着しましたが、この夏の異常な猛暑のせいで、アトリエの周辺は抹茶色になっていました。オリーブの木も全滅、かろうじて、ラベンダーだけが青い花を咲かせている状態で、さて、どうしたものか、と茶色くなった家庭菜園場を眺めながら茫然としている、ところでございます。


パリも、この時期はバカンス時期なので、ひとがいなくて、静寂に包まれておりました。
観光客も、いつもよりは少ない感じで、東京や大阪の方が、外国人観光客賑わっていた印象です。なんば、が、すごかったです。あの土着的なストリート感、いつか、作品にとりいれたく・・・。
そして、ノルマンディは、フランス人の家族でわいわい賑わっていますが、ここから、少しずつ、減少していくのでしょうね。冬は人っ子一人いない、厳寒の世界・・・。
「パパ、遊びに行っていい?」
空港からの帰り道、息子から、メッセージが入ってきました。
夏が終わる前に、ガールフレンド君とノルマンディに来たい、ようです。よーし、美味しいものを作ってやるか、ということで、久々、今週末は家族だんらんな時間がもてそうです。


さて、自炊が大好きな父ちゃん、なんにも食材がないにもかかわらず、いきなり、料理をはじめました。
バリラの3番パスタとツナ缶小と塩昆布があったので、大好物の塩昆布のパスタを作りました。
めっちゃ、美味しかったです。
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安直な作り方。
フライパンに、オリーブオイル(ツナ缶のオリーブオイルも使います)をしき、そこに、ニンニクの微塵切り、唐辛子、アンチョビ2ヒレ、そして、塩昆布多めをぶっこみ、香りを移したところに、ツナをいれ、アルデンテに茹で上がったパスタ一人分を投入、白ワイン、ゆで汁を加えて乳化させます。
塩は一切使いません。塩昆布のみの塩味が素晴らしい。あと、ちょこっと醤油ですかね。
ゴマなどを擂って振りかけ、ボナペティ!!!
うまい。
やっぱ、自宅飯、最高なのであります。


父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
父ちゃん、おしゃべりだから、インスタでサブスク・ラジオをスタートさせることになりまして、今日、ノルマンディからテスト配信をやりました。知り合いのインフルエンサーさんから、やり方を聞きました。宣伝とか、告知のない、ただのおしゃべりタイム、かなりゆるいラジオ放送です。放送というか、自分で、マイクに向かって日々のこと、料理とか、生活とか、犬とか、想いとか、なんだろう、いろいろ、おしゃべりなエッセイ時間とでもいうのかな。サブスク・ラジオがはじまると、インスタにライブ配信マークがともります。不意に。でも、大丈夫、聞き逃した人は、サブスクのリールから聞くことが出来る仕組みになっているようですね。インスタライブと同じです。ストーリーズとかでやるすこし前に、お知らせするように、心がけておきますが・・・。
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9月4日、集英社から、新刊「泡」出版されます。全国の書店で手にとってみてください。
10月18日、軽井沢、安東美術館での「歌う詩人」ライブ。
パリ、モダンアートフェア、10月22日から25日。コンコルド広場特設会場にて。
リヨン、11月5日より、3週間、個展。
11月8日、パリでライブです。エバーマインズと対バンやります。

Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



