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パティシエール彩子の簡単本格デザートレシピ 〜ガトー・オ・ショコラ〜 Posted on 2019/12/07 川越 彩子 パティシエール、キュイジ二エール パリ

Un petit bonjour de Paris. パリからこんにちわ。
研修先の一つ星フレンチ・レストランで皿盛りデザートを担当したのをきっかけに、デザートとしてのお菓子に目覚め、現在、パリのサロン・ド・テ、レストランで働いている日本人パティシエールです。サロン・ド・テとは、日本でいうティーサロン、喫茶店。現在、私が勤める「MISS MARPLE」はこれにレストラン営業がくっついた(ランチのみ)サロン・ド・テ、レストラン。ランチタイムには、サラダやスープなどの軽いランチメニューを用意しています。それが終わったらティータイム。カウンターに並ぶシンプルでクラッシックなお菓子、自家製スコーン、パンケーキ、フルーツ・コンポートなどが火曜から土曜日まで楽しめます。

さて、これから不定期で時々、美味しいパリのお菓子をここで御指南させていただきます。簡単で美味しいパリのデザートをお楽しみください。

今回はMISS MARPLEの人気のお菓子の中から、ガトーオショコラ(チョコレートケーキ)を紹介したいと思います。シンプルでかなりリッチな、チョコレート好きにはたまらないお菓子です。

パティシエール彩子の簡単本格デザートレシピ 〜ガトー・オ・ショコラ〜



MISS MARPLEのガトーオショコラ(チョコレートケーキ)

ブラックチョコレート  300g
無塩バター       300g
粉糖          250g
卵           8個
小麦粉         50g

その他の器具など 全ての材料が入るボール、泡立て器、ゴムベラ、ケーキ型(お店では26センチのマンケ型を使用)、型に敷くべーキングシート

材料は全て室温に戻しておく(特に卵)
細かい気泡がふつふつしているくらいの温度の湯煎鍋を用意しておく(鍋のサイズはボールを安定して置けるくらい。ボールを湯の中に漬ける必要はない)
型にベーキングシートをひいておく
オーブンは200度に予熱しておく
小麦粉と粉糖はふるいにかけておく

① ボールにチョコレートとバターを入れ、湯煎にかける。
② 泡立て器で混ぜてみて、チョコレートとバターがきちんと溶けているのを確認できたら湯煎から外す。
③ 全ての材料を一つずつ加え、泡立て器で丁寧にゆっくり混ぜる。決して泡立てないように。
④ 型に流し入れ、オーブンへ(焼き時間は基本30分)
⑤オーブンから取り出し、型ごと揺らしてみて中心だけが揺れる感じだったら焼き上がり。

生焼けはいただけないですが、早めにオーブンから取り出して中がトロッとする感じに仕上げてもいいし、しっかり焼き上げて焦げ目を楽しんでもいいし、冷蔵庫で冷やしてみるとまた違う仕上がりになって面白いです。材料がリッチなぶん長持ちするお菓子ですが、暖房のかかっていない部屋で室温で保存する場合でも2週間以内には食べきってください。密封して冷凍庫保存してもいいかもしれないですね。その場合、密封したまま常温でゆっくり2時間ほどかけて解凍してください。

粉糖をかけてグリーンや赤の飾りでデコレーションしたらかなり素敵なクリスマスケーキになるかと思います。
お皿盛りにするときは泡立てた生クリームを添えたり、バニラアイスクリームを添えたりすると豪華な感じになると思います。

焼き加減、デコレーション、形(お菓子の型はいろいろあるので)、いろいろ工夫して自分だけの美味しいガトーオショコラを作ってみてくださいね。それでは良いクリスマスを。Joyeux Nöel !

パティシエール彩子の簡単本格デザートレシピ 〜ガトー・オ・ショコラ〜



Posted by 川越 彩子

川越 彩子

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宮崎県生まれ。パティシエール、キュイジニエール。20代後半に東京からパリへ移住。自由に食に関する仕事を楽しむ40代。