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父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」 Posted on 2026/07/16 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
今日は、はちみつ味のブリックを作りますよー。
ブリックというのは、チュニジアの料理で、在仏日本人たちのあいだでは「チュニジアの餃子」とか「チュニジアの春巻き」などと呼ばれています。

ツナとジャガイモを練ってタネにし、卵の黄身を潜ませて、ブリック皮で包んで揚げたものが一般的なんです。
スパイシーで、かなりエスニックな料理ですが、欧州ではこのブリックの皮がそこら中で普通に売うられており、様々にアレンジされて、アペロとかの時に、おつまみとして出され、「ブリック、ブリック!」と大人気なんですよー。
今日は、父ちゃんの事務所でキュレーターのようなことをやってくれている「なぎさ」さん(通称、なぎさのシンドバッド)のレシピによる、エスニックじゃない、在仏日本人的ブリックをご紹介したい、と思います。
いや、これが実に美味しいのであります。
なぎさのシンドバッド風ブリックはパーティなどで重宝されているので、ぜひ、みなさん、真似してみてくださいね。
じゃあ、作りますよ。



父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

主な材料、
ブリックの皮、(大き目の春巻きの皮で代用も可能!!! その場合、ちょっと小さいブリックになりますが、美味しいです)
シェーブルチーズ、
はちみつ。
この、はちみつが、凄くいい味を出す!!

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

下の写真のように、ブリックの皮にシェーブルチーズを載せて巻く。
シャーブルチーズは、なぜか、丸い筒形をして売られているので、写真のようになります。
でも、どんな形のシェーブルチーズでも構いません。
※ 春巻きの皮で、やる場合は、大き目の皮を、三角形に切って、この要領でやってみてくださいね。ちょっとミニサイズになるけれど、味は一緒です。

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

ともかく、三角になるようにパタパタっと折り込んでいく。これだけ。

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

できた! これだけ? いや、揚げないと・・・。

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

フライパンにオリーブオイルをひき、揚げ焼きしましょう。これだけ。

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」



これで、完成なのだけれど、なぎさのシンドバッド・ブリックがおいしいのは、はちみつを外側に刷毛で塗った点に、あるのです。
はちみつをシェーブルチーズと一緒に中に入れると、はちみつに火が入りすぎて、はちみつ感が薄れてしまう。
ところが、外に塗ると、これが、ものすごいはちみつ味を出すので、ぜひ、やってみてもらいたい。
ここが、なぎさのシンドバッド風ブリックの特徴となります。
はい、ボナペティ!!!!

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

※ いつものシーザーサラダ、いつもドライカレー。

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」



父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

父ちゃんの独り言、&、近況のようなもの。
今は、歌とギターの練習ばっかりです。「歌う詩人」のライブが近いので、体調管理と発声練習とギター、ですかね。このグループでは、リードギターも担当するので、たぶん、父ちゃんのギターソロを訊いた人は三四郎以外いないんじゃないか、と思うほどに、貴重なソロなんです、マジで、あはは。でも、今、一番心休まる瞬間はギターに触れている時ですね。それと新しい音楽はアートに呼応しているので、今までとはかなり違っていて進化しています。
三越の個展の作品も、もちろん、進化していますよ。小説も進化しています。でも、父ちゃんだけが老化しています。あはは。

8月5日から11日まで、三越日本橋本店、本館6階、特選画廊にて、辻仁成展「鏡花水月」、開催します。出来るだけ、父ちゃんも顔出す予定です。もし、会場でくだまいていたら、そっとしておいてやってください。ノルマンディの田舎者なので・・・。
では。えいえいおー。

父ちゃんの普段着飯、「はちみつブリック」

辻仁成 Art Gallery
帝京×パリ・オンラインアートカレッジ
自分流×帝京大学



Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。