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父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」 Posted on 2026/08/23 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
もう何度もご紹介いたしました、サルティンボッカですが、めっちゃくちゃ美味しいのに、日本で再現するのが難しい二つの理由があります。
一つは、生のセージが売ってない。
そして、もう一つは、日本の肉屋では仔牛肉を見かけない。
なんですよね。
ところが、仔牛肉じゃなくて、豚のヒレ肉でも似たようなおいしさが再現できます。なんなら、鶏肉でもいけますので、ここは、突破!
そして、この夏の日本滞在で、生のセージをスーパーで発見したので、まずは、写真をご覧ください。
これが、日本でも売られていた生のセージです。
場所は、ミッドタウンのフレスコ、でございました。
えええ、そんな高級な店には行けない~、確かに、・・・。
ただ、セージだけは、重要ですから、これは絶対に探さなければなりません。ハーブコーナーとかで生セージとか見つけることもできますが、乾燥のセージで作ることも、ママ、あります。
まずは、セージを探すことから、スタートしましょう。日本で生産していることはわかったので、絶対にどこかで買えるはずです。

他に、必要な材料としては、
生ハム、
白ワイン
レモン、
バター、
オリーブオイル
かな・・・。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

※ 生のセージ、199円で買えます。ミッドタウンのフレスコにいけなくても、ぜったい、どこかでこの金額で買うことが出来るはず・・・。ぜひ、探してみてください。小さな声で、えいえいおー。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」



作り方は、簡単で、肉に小麦などをはたいてから、軽く塩胡椒、(軽くにしてね、生ハムが塩味強いから)、食べやすいサイズにカットし、上に生ハムを置き、爪楊枝をつかってセージを写真のように、生ハムと肉にくっつけます。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

そしたら、フライパンに、オリーブオイルとバターをいれて、弱火から中火へ、・・・そこに、肉の面から、焼いていく。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

スプーンなどをつかって、脂を肉にかけてみたりします。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

そしたら、マデラ酒がベストですが、普通に白ワインで十分、ふりかける。かなりいい香りが出ますよ。
そしたら、そしたら、肉をお皿にとりだし、残ったソースにレモンを加えます。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

これは、ソースになるのであります。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」



それじゃあ、付け合わせに、ジャガイモのオーブン焼きを作りましょう。
(順番逆になりましたが、こちらの方が時間がかかるので、先に作っておきましょう!)

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

ジャガイモを写真のようにカットし、パセリを加え、パルメジャーノチーズとニンニクの微塵切りと、塩胡椒、適当に、パプリカなどを入れて、あえます。いいですか?

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

あえたら、クッキングシートを敷いたトレーの上にオリーブオイルをまずは回し掛けし、そこに先のジャガイモを並べ、あらかじめ180度で熱していたオーブンで、15分から20分のあいだ、焼いていきます・・・。
写真のように美味しそうにこんがりと焼き目がつくまで、様子見ながらやりましょうね。
はい、完成でーす。

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

お肉を皿にもって、上からレモンソースをかけたら、サルティンボッカの横に、ジャガイモのオーブン焼きを添えてください。

サルティンボッカとは、イタリア語で「口の中に飛び込んで来る」みたいな意味なんですって、マジで、これは飛び込んで来る美味しさだから、やってみてくださいね。
豚肉のヒレ肉だったら、ちょっと麺棒とかで叩いて、薄く伸ばしてからやるといいかもしれません。
ボナペティ!!!!

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

父ちゃんの普段着飯、「サルティンボッカ」

自分流×帝京大学

おしらせ。
9月4日、新刊小説「泡」集英社から、でます。
10月22日から25日は、パリで、モダンアートフェアに参加。12点ほどだします。
11月、リヨンで個展。点数はわかりませんが、15点から20点のあいだに厳選中。

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Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。