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自分流塾「人生は楽しめ。ぼくは今日も一人作戦会議開催中。議長辻仁成が語る」 Posted on 2022/07/09   

いつもそうだけど、ぼくは一仕事終わったら、次を考えるのが大好きなのだ。
さあ、次はどうするか、仕事がひと段落した後、ぼくは一人作戦会議をやる。
人生は「一人作戦会議」の連続なのであーる。(皆さんもやってみて! 考えがまとまります)

自分流塾「人生は楽しめ。ぼくは今日も一人作戦会議開催中。議長辻仁成が語る」



ぼくは表現者なので、辻仁成という作品が完成するのはぼくが死ぬ時なので、そこまで固定作品(楽曲とか映画とか小説とか)と流動作品(生きてるぼくのことね、笑)の二つを回し続けていきたい。
固定作品もとっても重要だが、流動作品である生身のぼくがどう生きるか、というのも、ぼくの「芸術活動」の一貫なのである。
え? 何が、どこが芸術?とバカにされるかもしれないけど、20年後、きっとぼくがやり続けたことは誰もやったことのない世界を作り上げているはずで、笑、その時にならないと完成系をお見せできないのが超残念。残念って、ぼくは死んでるからね・・・えへへ。
でも、ファンの方々はきっとその老いてこそますます変人な辻が面白い新世界を作り出す様子に、微笑みを誘われること、請け合い。笑。
ライブだったり、料理だったり、子育てだったり、哲学だったり、全部、ぼくの「アート」なのだよ。つまり、そういう気持ちで生きている。
ぼく自体がいつか作品になれればいいなぁ、と思っている。マジです。

自分流塾「人生は楽しめ。ぼくは今日も一人作戦会議開催中。議長辻仁成が語る」



何か人が真剣にやろうとしているのに、他人というのは、あんたあほちゃうか、若くもないのに、と口を挟んでくる。応援するより、無理という人の方が圧倒的に多いものなのだ。
でも、やってみなければわからない。やった人にしかわからないものもある。
固定作品と流動作品の両方がリンクする形で、表現が続けられると前代未聞が生まれるかもしれないなぁ、と今、一人会議中の議長辻仁成はくすくすと微笑みながら、納得しているのである。
こういう瞬間が人間ってのは面白いね。
人間が自由であることを心のそこから発揮することが出来る時、ぼくは人間におけるあらゆる可能性が開かれるのだと思う。自己否定はいらない。能天気な自己肯定で生きよう。

自分流塾「人生は楽しめ。ぼくは今日も一人作戦会議開催中。議長辻仁成が語る」



今も、今日も、朝起きてから、ぼくは一人作戦会議を開催している。
議題は、どうやって世界に辻仁成の存在を知らしめるのか、ということである。
これをいたって本気で自分と語り合うのだ。
結論などは出ないが、やる気は出る。
一度しかない人生なのだから、簡単に結論なんか出て貰っては困る。
むしろ、結論なんか出ないでもいいのだ。
それよりも、やる気を出すことの方が大事であろう。
やる気を出す、そのためにぼくは「一人作戦会議」をやるのである。
さ、こうやって文章にしているだけでも、だんだんやる気があふれ出してきた。
自己暗示くらいしか、ぼくには、方法がない。
いつだってぼくは自家発電で頑張ってきた。
しかし、自分が一番自分のことを分かっている。味方がそこにいる、ということである。
「よし、やる気になった」
「いいね。世界にぼくの作品をもっと届けてやろうじゃないか」
「おー、やったろう」
「えいえいおー」
これは、実話なのであった。笑。

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