PANORAMA STORIES

毎日が勝負飯、「バナナロール!」 Posted on 2026/04/02 辻 仁成 作家 パリ

おつかれさまです。
母さんはまだまだ先の長い入院の最中でして、弟とやりとりをしながら、ぼくはぼくで、デイケアの会社の人などに会って、情報を収集しています。
のりさんという介護会社の社員の人と知り合いまして、その人から、いろいろとアドバイスを貰っているところです。
やっぱ、こういう仕事をされている人は、真面目で、そして、思いやりがある方が多いですね。
母さんの状態は、けっして楽観はできませんが、ま、一度、パリに戻ってもよさそうな状態を維持している感じです。

さて、母さんが元気になったら作って食べさせてあげたいな、と思う、美味しいロールケーキ、バナナ・ロールケーキ、を今日は作ってみましょうかね。
まずは、材料から。

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

卵        2個
グラニュー糖   10g
サラダ油     20g
牛乳       大さじ2
小麦粉      35g

生クリーム    150cc
グラニュー糖   大さじ1
バナナ      1本
と、大変シンプルでござます。よろしいですか?

じゃあ、いきますよ!!!

1】まずですね、最初にオーブンを180℃に予熱しておく。卵を卵白と卵黄に分けたら卵白は冷蔵庫に入れ冷やしておきます。
2】ボウルに卵黄とグラニュー糖10gを入れ、泡立て器で白っぽくなるまでよく混ぜますよ。

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

3】次にサラダ油と人肌に温めた牛乳を加えさらに混ぜ、そこにふるった小麦粉を加え泡立て器で粉っぽさがなくなるまでサックリ混ぜておくのです。
4】別のボウルに冷やしておいた卵白とグラニュー糖大さじ1の1/3を加え、泡立て器で泡立て、残りのグラニュー糖を2回に分けながらツノが立つまで撹拌するのです。これがちょっと大変ですけど、ツノが立つ、これがポイントです。
5】3にメレンゲの1/3を加え泡立て器でよく混ぜ、もう1/3のメレンゲを加えたら、ゴムベラに変えて泡を消さないよう優しく混ぜ合わせていきます。最後のメレンゲを加え、同じように混ぜ、全体をよく混ぜ合わせるのです。
6】クッキングシートを敷いたオーブン板に生地を流し、20×20cmサイズに伸ばす。スケッパーのようなもので表面を整え、10分から12分焼いてください。

7】焼き上がったら型から出し、粗熱が取れるまで生地の表面にラップをかけておきます。
8】粗熱が取れたら生地を一度クッキングシートから外しますよ。(クッキングシートは巻き簀のように使用するので敷いたまま)はい、ここまでいいですかぁ!?

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

9】しっかりホイップした生クリームを塗り(巻きはじめの方に多め)バナナを丸ごと1本置いて巻いていきます。ぐるぐる。

10】巻き終わったらクッキングシートを巻いたまま、その上からラップをして、冷蔵庫で30分ほど休ませる。綺麗にカットしてできあがりとなります。

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

日曜日は3時のおやつ、いいですよね。ぼくも小さい頃、よく母親に手作りのケーキを作ってもらった記憶があります。
あの頃、母さんにお世話になったなっていう記憶が今もあります。
親の努力って子供は見ているものです。もし時間があるなら家族のために美味しいケーキを作ってみましょう。
今でも、とってもいい記憶になって残っていますよー。
はい、たくさん食べてくださいね。
えいえいおー。

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

※和菓子的な佇まいもあるバナナロールケーキ。

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

辻仁成 Art Gallery

毎日が勝負飯、「バナナロール!」

帝京×パリ・オンラインアートカレッジ

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。