PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「焼きニョッキ」 Posted on 2026/04/08 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
今日は総力特集になりますので、ちょっと長いです。
第一弾は、手作りニョッキの作り方編をやります。
第二段は、それを応用した、レンコンと鶏ひき肉の焼きニョッキ、となります。
☆
ニョッキって、なかなか普通のスーパーで見つけることが難しいので、今日は、簡単なので、作っちゃいましょうか。
笑。
ということで、ご自宅でニョッキを作ってしまう方法でーす!
まずは、
■材料
<ニョッキ>
じゃがいも 500g
小麦粉 150g
卵黄 1個
塩 小さじ1/2
打ち粉(小麦粉) 適量
オリーブ油 大さじ1
※焼きニョッキにはバター15g、醤油少々を!
では、さっそく、作っていきましょうかね。
大鍋に水を入れ、丸のままのじゃがいもを入れて火にかけ、20~30分を目安に竹串などがすっと通って柔らかくなるまで、茹でます。
そしたら、茹で上がったじゃがいもの皮をむき、ボールに入れてフォークなどでよく潰します。
ここに小麦粉と塩を加えてじゃがいもと混ぜ合わせ、卵黄も加え混ぜていくのです。
まな板でもいいけど、台の上に打ち粉をし、生地が滑らかになるまでこねすぎないように注意しながら成形していきます。
生地が柔らかすぎる場合は小麦粉を足すこと。
生地が手につかず滑らかになったら4等分くらいにして棒状に伸ばし、包丁で1個10gを目安に切っていきます。
だんだん、ニョッキっぽくなってきましたねー。




切ったニョッキを丸めて、フォークの先を押し付けて、そこに模様を付けていく。
これ、父ちゃんの好きな作業になります。
こういうコツコツと楽しい下準備が料理の醍醐味でもあるわけです。丁寧の先に、美味しいが、待っているんだよ~。
全部のニョッキに模様が付いたら、多めに小麦粉を敷いたバットに並べてってくださいね。



ということで、ここからは、応用編になります。
手作りニョッキを使って、今日は「レンコンと鶏ひき肉の味噌バター焼きニョッキ」に挑みましょう。
☆
まずは、第二段の材料から、
ニョッキ(もしも、面倒なら、市販のものでも大丈夫ですよ~、笑)
鶏ひき肉
レンコン
バター
味噌
オリーブオイル
生クリーム
バジル
唐辛子
山椒
白ワイン
くらいかな・・・。

ボウルに、味噌大匙1,生クリーム少々、水を加えて、ソースにする。

こんな感じになりまする。

フライパンにバターを、これで炒めるっていう寸法なのです。

大事なことは、ニョッキは、動かさない。とくに手作りのニョッキを焼く場合、崩れやすいので、動かさず、片面がこんがり焼き色がつくまで、弱火で、焼くこと。必ず、弱火から、やってね。市販のニョッキも、弱火から、次第にこんがりへ・・・。

で、それをひっくり返す。ぼくはなんと菜箸で、一つ一つひっくり返した!!! ひっくり返しの術。とっとと、急ぎましょう。笑。
☆
と、ここまで、よろしいですか?
実は、これをする前に、やっておくべきことがあるので、時間を少し戻すことになりますが、ニョッキの上に載せるレンコンと鶏ひき肉の炒め物を作らないとならない。
あはは。忘れてました。
レンコンは、角切り、細かなサイコロ状にして、鶏ひき肉には塩胡椒をまぶしておきます。

鍋に、オリーブオイルをひき、唐辛子をいれ、香りがうつったら、鶏ひき肉を炒めます。
それから、レンコンを続いて、炒めます。
これだけでも美味しいわな、というくらい、丁寧に炒めてくだされ~。

さて、そしたら、バター焼きがちゃんと出来たニョッキに、先の味噌クリームソースをかけます。かけて、よく混ぜます。
ニョッキに、バターの風味と味噌の深みが加われば、最強、まちがいなし。
ここで、白ワインをちょこっと回し掛けしてもよいですね。

う、うまそうです。
ここまでくれば、勝ったも同然。やった!

お皿に、まず、焼きニョッキを配置し、その上に、レンコンと鶏ひき肉の炒め物載せ、そこに、バジルをふりかけ、場合によっては、オリーブオイルをちょっと回し掛けして、完成となりまーす。(胡麻をつぶして振りかけておくのも、あり)
これは、昨今、作った父ちゃんパスタの中でも、トップクラスの出来栄えなのでありました~、はい。
ボナペティ~!!!!!!!



Posted by 辻 仁成
辻 仁成
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作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



