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毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」 Posted on 2026/04/07 辻 仁成 作家 パリ

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

おつかれさまです。
上の写真は、ノルマンディじゃなく、パリのセーヌ川にかかる橋の上から沈む夕陽を撮影したものですが、ねー、まるで海みたいですね。下が橋の上限とその上の光っているのは夕陽に照り返す海じゃなくて、空なんです。

近づくと、こんな感じ、素敵ですね。切り取り方でパリも様々な顔を見せてきます。
そして、陽が暮れます。
いい季節ですから、エスカベッシュと白ワインが最高そうですな。
ふ~、酸っぱくてうまいエスカベッシュと樽香のきいたワインで乾杯!

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

鯵はスーパーで買った三枚におろしたもので十分です。自分で三枚におろしてもいいです。めんどうくさくなければ・・・。笑。
半身は塩をふりかけて、五分ちょっと置いて水気を出したら拭き取ります。
で、片栗粉をまぶします。

ボウルに、
醤油+砂糖+みりん、1;1;1でたれのベースを作り、そこに、まず同量のワインヴィネガーと、和だし(なんでもいいです。うちは茅乃舎のあごだし)を加えたりすると、風味が出ます。
鷹の爪も一つ放り込んで、用意しておきます。

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

フライパンに軽く油を引いて、潰したニンニクと鷹の爪を入れて、香りが十分移ったところで、片栗粉でまぶした鯵の半身を焼き上げします。

なんでもいいので野菜を千切りにしましょう。にんじん、とか、ポワロー葱、とか、きゅうり、とか、玉ねぎ、とか、なんでもいいですよ。にんじんは在った方がいいです。パプリカとか、野菜は好きなものでいいです。冷蔵庫の中にあるもの、処分する感じで・・・。笑。同じサイズ感で、カットしてね。
これをフライパンで焼きます。

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

で、タッパーに、焼き上げした鯵を最初に敷き詰め、その上に野菜をいれ、そこに、先のボウルの中のたれをまわしがけして、タッパーの蓋をして、冷蔵庫に・・・。
一晩置くと、鯵のエスカベッシュの完成となります。
ポルトガルだとエスカベッシュ、日本にやってきて南蛮漬け、となりましたね。
はい、ボナペティ!

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

ということで、パリでいろいろな人とミーティングを重ねています。
パリ市内のとある画廊と交渉をして、一枚だけ、置いてもらうんですけれど、今日、額に入った作品の写真が届き、その出来栄えがとってもよかったので喜んでいます。
今日、のささやかな喜びでした。
センスのいい画廊でよかったです。ふらりと立ち寄って絵を見せて、でも、2,3回見せたかな、笑。長いお付き合いが出来ると嬉しいなー。
そうそう、リオン個展ツアーですが、4月25日から募集開始するようです。近くなったら、また、お知らせしますね。
その他は、特に、大きな動きはないです。ノルマンディに戻るのは、パリでの打ち合わせが終わってからだから、明後日かな・・・。
えいえいおー。

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

毎日が勝負飯、「鯵のエスカベッシュ」

帝京×パリ・オンラインアートカレッジ
辻仁成 Art Gallery

Posted by 辻 仁成

辻 仁成

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Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。