PANORAMA STORIES
毎日が勝負飯、「定番、エシャロットソース」 Posted on 2026/04/10 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
アトリエの周辺がこの時期、菜の花が満開でして、まっ黄色になっております。
いい季節ですね。
しかも、暑い。
フランスはもう夏のようで、汗をかきながら、絵を仕上げているところです。
よっこらしょ。

仕事の合間に菜の花畑を歩くといい気分転換になりますね。世の中は煩わしいので騒音の届かない世界で、じっとしていることにしています。

さて、今日の「毎日が勝負飯」ですが、料理じゃなくて、ソースを一緒に作ってみましょうね。
フランスに来て、最初に覚えたのがこのエシャロットソースです。
これは牛肉を焼いて、その上にかけるステーキソースなのですが、お肉がぐんとフランス料理に近づきます。
日本でも最近、エシャロットが買えるようになりましたしね、フランスのよりも2,3倍大きいものが主流ですが、ちょっと高いですから、大き目のやつ一つでも十分かもしれません。
玉ねぎでも同じようなものが出来ますが、圧倒的にエシャロットでやる方が肉料理にはむいていますよ。
エシャロットが手に入った時にでも、一度試してみてください。


微塵切りにしたエシャロットを炒めます。

赤ワインを適量いれます。写真のような感じですね。ブイヨンキューブを一ついれて、(なんでもいいです)、塩胡椒かな。

お肉を焼いて、その肉汁が出ますので、それもソースにいれちゃいましょう。

ついでに、ジャガイモなんかも横のフライパンで焼いておきます。ローズマリー、つぶしたニンニク、塩胡椒ですね。ちょっとバターとかいれるとおしゃれですね。

肉汁をソースに加えましたら、完成です。盛り付けはご自由に。
☆
エシャロットは、うちの息子が小学生の時に、フライパンでソーセージを焼きながら、冷凍のカットエシャロットを振りかけてました。味見させてもらいましたけれど、とっても美味しかったです。お肉との相性抜群のエシャロット、安いの見つけたら、やってみましょうね。
はい、ボナペティ!
えいえいおー。



ということで、父ちゃんの最近の動きですが、ノルマンディに戻って、絵を描いています。
今日はTPAの第二回目のデッサンの授業があって、福崎先生、ナイス。小学生の生徒さんが二人いるんだとか、・・・。球体の描き方、面白かったです。
今月は、9月発売の小説「泡」のゲラチェックをやります。小説って、ものすごく時間がかかりますね。
小説「ダリア」のスペインとの契約を昨日締結しました、スペイン語版が出るの、楽しみですね。
夏は外で絵を描きたいので、ガレージの横に外用のテーブルと椅子を買いに行ったんですが、安くていいのは見つけられませんでした。ネットで買おうかな。
8月5日からの三越個展の絵を選別していますが、出すか出すまいか悩んでいる作品があって、苦悩中。
母さんは少しずつ回復にむかっているようです。弟と毎日、介護やこれからについて協議中・・・。
今日は、鶏ごぼうご飯にします。



Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



