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パリ最新情報「デルタ株抑制の鍵、ワクチン接種の重要性を強調する仏政府」 Posted on 2021/07/16 Design Stories  

月曜日(7月12日)、マクロン大統領は、8月よりレストラン、カフェ、ショッピングセンター、電車、飛行機等を利用する場合、衛生パスポートの提示が不可欠となると発表した。衛生パスポートとは、ワクチンの2回接種証明(2回目の接種から2週間経過していなければならない)、もしくは、コロナ陰性証明のこと。このどちらかがなければこれらの施設が利用できなくなる。
(詳しくはこちらの記事より➡️ https://www.designstoriesinc.com/europe/vaccination_obligatoire/

この衛生パスポートの導入は国内で物議を醸しているが、マクロン大統領は「ワクチン接種を迷っていた人の背中を押した」とし、月曜日の発表以降、現段階(7月15日)で約300万人の人がワクチンの新規予約をしたと発表した。またヴェラン保健相は、先週コロナウイルスに感染し、症状がでた人の96%はワクチン非接種者だったと発表。政府はワクチンの重要性を改めて強調している。
フランスの感染者数は上昇傾向にあるが、入院患者や死者の数は増えていない。

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フランスは人口の約80%以上(12歳以上)の国民に対し、ワクチンを接種しようとしている。
ロックダウンや店舗、文化施設閉鎖で普通の生活が送れないという去年までの状況から、ワクチン接種をしなければ普通の生活が送れなくなるという状況にシフトさせた。これ以上、経済に穴をあけられない政府は、人々の行動を制限するのではなく、行動に条件をつけることで合理的に人と経済を動かす。

今週末より、デルタ株の感染の拡大するスペインとポルトガルからのワクチンを接種していない帰国者、入国者には、これまでの72時間以内の陰性証明ではなく、24時間以内の陰性証明が必要になると発表された。
ワクチン接種と水際対策の強化、ウイルスとの戦いはまだまだ終わらない。(イ)

パリ最新情報「デルタ株抑制の鍵、ワクチン接種の重要性を強調する仏政府」

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