PANORAMA STORIES
あゝ、ついに作品第一便が東京の画廊に到着! Posted on 2026/05/08 辻 仁成 作家 パリ
おつかれさまです。
イラン戦争で航空運賃が高騰し、円も乱高下、世界が混乱の中にあるなか、ノルマンディを出発した父ちゃんの絵画23点のうち、最初の8作品、第一便が、中国広州を経由し、成田空港から、青山の画廊「新生堂」に到着したという知らせを、仲介画廊担当のチュー・ゴメスさんより、受け取りました。
あゝ、やっとついたか・・・。
今年は最悪、個展が出来ないかもしれない、と気を揉み、正直、心臓が痛い日が続いておりましたが、やっと、一安心することが出来ました。長い年月かけた作品だけに、取り換えが聞きませんからね。明日以降に、第二便が到着する予定です。画廊での検品も無事におわり、全作品ちゃんと問題なく、保管された、ということで、あとは、画廊が大切に保管をしてくださり、8月5日に、三越本店で作者であるぼくと再会することになるのでありますから、ああ、なんて、ドラマティックな。

ノルマンディから東京へと無事に到着した第一便、お疲れさまでした。写真で見る限り、段ボールに損傷もなく、いい感じで空輸が出来ています。

ということで今日は第三便、第四便の梱包が続いています。残り40作品あるので、それを一つ一つ包んで、スポンジなど衝撃吸収材などを挟んで、丁寧に、詰めていくのです。
この作業が全部終わると、次の展覧会に向けて本格的に描き始めるのですが、実はすでに、秋のアートフェアと、11月のリヨンでの個展の制作が一部スタートしています。夏は日本で長期間仕事があるので、夏前までに秋の分はある程度、終わらせておかないとならない、のです。
とくに、11月のリオンは木炭画、パステル画、などの作品が並びますので、屋根裏部屋のアトリエではそういう細かなものを中心に、ガレージにある作業場では、大きな油絵を手掛けています。同時進行なんですよねー。
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ということで、今日のアルバイト画学生君たちへのまかない飯は、日本が大好きな若者たちに、特製ジャパンラーメンを作ってやりました。彼らはマンガが大好きなので、将来は漫画家を目指している子もいます。日本食は、まちがいなく、受けますね。
ポルケッターメンではないのですが、とんこつベース+茅乃舎のダシ、ラーメンになりました。茅乃舎、便利・・・。麺は一風堂の麺です。オール福岡ですな。笑。
まずは、絵が日本に着いたからには、こっちのものだ、後はコツコツと送り続けるだけ、描き続けるだけ、なのであります。熱血はとまらない。
みなさま、ご一緒に、えいえいおー。

近況のようなもの。
ええと、今日、知り合いの編集者さんから、「辻さん、これ、買います!」となんかの記事が届いたのですが、ええええ、これ、もう発売になるんだ、とおどろく父ちゃん画人でありました。知っていたけれど、忘れていたので、嬉しい驚き、というのか、10日からなんですねー。もういちど、酒造会社の人に聞いておきます。父ちゃんがラベルの絵を描いたお酒、発売間近、マジか、というお話でございました。ばたばたしてきましたねー。

8月5日から、いよいよ、日本で個展がスタートします。三越日本橋本店、特選画廊で、11日まで。63点、堂々の展示、予定です。祈る。
10月22日から、コンコルド広場のアートフェアに参加。15点くらい。
11月5日からリヨンで個展です。30点程度、詳しくはまた、のちほど。
11月8日、パリのカフェドラダンス、という大きなライブハウスで、フランス人バンドとの対バンライブが正式に決まりました。チケットなどが出たら、また、お知らせします。
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そして、父ちゃんの音楽ですが、tunecoreで1000万回再生、達成。あはは、1億回まであと、9000万回です、先が長い・・・。たまには、音楽とか、いかが? こちらをクリックね。
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https://milestone.tunecore.co.jp/milestones/LeYwbu7hEfgPWl7dPcp7?category=artist_ugc_play_count

にゃは。
Posted by 辻 仁成
辻 仁成
▷記事一覧Hitonari Tsuji
作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。



